優れたPOP(購買時点)広告のクリエイティブやプロモーション企画を顕彰する「JPMアワード」(主催・日本プロモーショナル・マーケティング協会)の贈賞式が28日に都内で開かれ、「JPM POPクリエイティブ・アワード」「JPMプランニング・ソリューション・アワード」ほか各賞の表彰が行われた。
「JPM POPクリエイティブ・アワード」の最高賞である経済産業大臣賞に選ばれたのは、ブランド・ロイヤルティ・ジャパンの「ジョセフジョセフキッチンウェア陳列台」。
東海地区のイオンで実施した購買促進キャンペーンで、店舗での購入額に応じて景品としてもらえる英国発のキッチン用品ブランド「ジョセフジョセフ」製品を前面に押し出した。
キャンペーンを企画したブランド・ロイヤルティ・ジャパンの小野由貴子マーケティングダイレクターは「理想のキッチンをつくろうとあえて存在感のある大きなPOP広告を作成した。プロモーションの世界でもSNSなどが注目されているが、やはり店頭が重要。『お店に行けば面白いことがある』というワクワク感を提供できたのでは」とコメントした。
優れたプロモーション企画に贈られる「JPMプランニング・ソリューションアワード」の大賞に選ばれたのは、ラーメン店チェーンを運営する幸楽苑ホールディングスの「幸楽苑のV字回復を生んだ『経営と広告の統合プロモーション』」。
32億円の赤字計上から上場廃止危機にあった企業の立て直しのために、社長と博報堂のスタッフが共同で、経営と広告を連動させた改革を実行。味の改革から働き方改革までを経営トップが主導しV字回復に貢献した。
中でも、従業員満足度向上のため元日の休業を決め、同社の企業姿勢を「2億円事件」とのキャッチフレーズで示した新聞広告が話題となった。幸楽苑ホールディングスの新井田昇社長は壇上で「これからもお客さまのため、働く仲間のためになることを続けていきたい」と喜びを表した。
優れたプロモーション企画を主催した個人に贈る「JPM The Planner」に選ばれたのは、サンリオピューロランドの集客プロモーション「ちゃんりおメーカー」などを企画した博報堂の大久保重伸氏。「プロモーションの仕事はお客さまに最も近いところにいるところが魅力。いかに共感してもらえるかが大切」と述べた。
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