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SDGs指数が最も高いのは埼玉県川越市「市版SDGs調査」発表に

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「都道府県・魅力度ランキング」などを実施しているブランド総合研究所は1月21日、市民目線による地域の持続性を明らかにする「市版SDGs調査」を発表した。調査結果によると、“SDGs指数”が最も高い都市は埼玉県川越市。2位は金沢市(石川県)、3位は西宮市(兵庫県)となった。同社は「この結果を通じて地域課題を明らかにし、住みやすい地域づくりにつなげてもらいたい」としている。

今回の調査対象は、全国の政令指定都市・中核市・県庁所在地の83市。調査は2019年11月~12月にかけてインターネットで実施し、各市に住む1万3753人から回答を得た。

質問は、市民が感じている「悩み」と「社会の課題」計100項目に、基本指標(幸福度・満足度・愛着度・定住意欲度・SDGs認知度・金融商品への投資経験などに関する質問)を加えた106項目だ。

これらの回答結果を分析し、「幸福度」「満足度」「愛着度」「定住意欲度」の4つの指標でそれぞれ数値化した。この4つの指標の平均値が“SDGs指数”である。

上図を見ても分かるように、川越市は、幸福度1位・満足度4位・愛着度10位、定住意欲度13位と、いずれの指標の評価も高かった。

2019年9月には、都道府県を対象にした「地域版SDGs調査」も発表した同社。「SDGsは地球規模の視点でつくられたものだが、日本各地での状況を踏まえた『住民の視点』でSDGs達成に向けて取り組むことが重要だ」としている。

<「市版SDGs調査2020」調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:政令指定都市、中核市、県庁所在市の計83市
回答者 : 15歳以上の男女
回収数 :1万3753人(各市約200人)
有効回答数:1万3270人 (不完全回答および非居住者を除く)
調査時期:2019年11月19日~12月23日