埼玉県越谷市は市の魅力を市内外に発信するPR冊子『こしがやエモいマップ』を1月21日から配布している。部数は5000部で、配布場所は越谷の各駅前や、イオンレイクタウン、市役所の観光窓口など。
市は2018年度から、魅力を市内外に発信する「都市イメージ向上事業」に取り組んでいる。今回は2018年12月に配布した、市民が書いた私小説を集めた冊子『越谷“素”小説』の発行に続くプロジェクト第2弾となる。
制作にあたっては、越谷市在住・在勤・在学者が思うお気に入りの場所や心に残る場所を9回にわたるワークショップにて収集。駅前やショッピングモールなどでアンケートも実施し集計した。
集められたスポットを「テンアゲ(=テンションが上がった)」「はじめて」「サブイボ(=鳥肌が立つほどの感動・驚異・恐怖)」「チルアウト(=くつろぐ、リラックスできる)」の4つのテーマに分類、ランキング化し、その場所にまつわるエピソードと合わせて「地図」にまとめた。
「こしがやの未来を創る魅力宣伝大使」を務める益若つばさ、元競泳日本代表の星奈津美、大相撲幕内力士の阿炎政虎にも取材を行い、それぞれが思う越谷の良さについてのコラムも載せている。
またマップの内容と連動した電車の車内サイネージ用の映像も制作。マップ同様、魅力宣伝大使の3人に加え、越谷市在住・在勤者も出演している。2月3日から3月1日の期間中東武スカイツリーライン(南栗橋~中目黒間)の車内サイネージのほか、同期間にショッピングモール「イオンレイクタウンkaze」内のデジタルサイネージでも放映される予定だ。
其の1 テンアゲマップ:ここに行くとテンションが上がる場所。
其の2 はじめてマップ:はじめての〇〇を経験した場所。
其の3 サブイボマップ:驚いた、怖かった、感動した、サブイボ(鳥肌)が立った場所。
其の4 チルアウトマップ:くつろぐ、安らぐ、まったりと落ち着ける場所。
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