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福岡の飲食店救済プロジェクト始まる オンラインで「おうち酒場」体験も

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博報堂プロダクツ九州支社とサンマークは4月22日、飲食店救済プロジェクト「SAVE THE うまかもん」を開始した。デリバリーの提供や、自宅にいながらオンラインで福岡の飲食店で飲んでいるような感覚を味わえる「福岡おうち酒場」という取り組みを始める。

サンマークは九州の地域情報誌『NASSE(ナッセ)』を発行しており、両社は2018年から共同で「おいしい九州プロジェクト」を実施。約2万店のネットワークを持つ。今回、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休業を余儀なくされる飲食店を応援する取り組みとしてプロジェクトを発足した。

救済プロジェクトには福岡の飲食店デリバリー・テイクアウトサービスの「ゴチ送」とオンライン飲み会サービス「たくのむ」が参画しており、他の企業の参画も募っている。「ゴチ送」は、新型コロナウイルス感染拡大予防による外出自粛要請発令を受け、今回初めて『NASSE』のほか隙間時間を使ったバイトを探せるアプリ「Timee」、シェアサイクルサービス「Charichari」の3社がタッグを組み、立ち上げた。

オンラインでも福岡の居酒屋で飲んでいるような雰囲気

プロジェクトでは、第一弾として「ゴチ送」によるデリバリーを開始。4月24日に「たくのむ」とのコラボで第2弾「福岡おうち酒場」をスタートする。自宅にいても福岡の飲食店で飲んでいるような雰囲気を味わえるように、地元で締めの際に使われる「祝いめでた」や「博多手一本」が流れるボタンも搭載する。

一番の特徴は、知人とつながれるだけでなく、オープンな酒場を開くことができること。飲食店が個々で「福岡おうち酒場」上にアカウントをつくり、店舗としてオープンできるようにアップデート予定だ。店舗ごとに誰でも入れるオープンなオンライン会議機能を導入することで、行きつけの「飲み仲間」と会話を交わしたり、店の雰囲気を楽しんだりすることが可能となる。

さらに、訪れた客からチャージ料を取れる仕組みで、客がお気に入りの飲食店を支援することができる。飲食店側からの呼びかけ方法は、飲食店の公式ホームページやSNS、常連客には直接メールで伝えるなど様々だ。