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マクドナルド、5月既存店15.4%増 宅配や持ち帰り好調

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日本マクドナルドは6月4日、5月の既存店売上高が前年同月比15.2%増だったと発表した。全店売上高は同比15.4%増だった。4月から2カ月連続での増加。テイクアウト(持ち帰り)やドライブスルー、デリバリー(宅配)の利用が増え、客単価は45.3%増。4月20日から特定警戒都道府県だった13都道府県の全店舗、同29日からは全国約2900店舗で終日店内客席の使用を中止していたため、客数は20.7%減となった。

デリバリーサービスやテイクアウト、ドライブスルーは複数人での利用が多く、客単価の増加につながった(写真=123RF、2015年時点のもの)

2020年1月~3月期は、テレビCMをはじめとしたマーケティング活動に注力しており、広告宣伝費、販売促進費は前年同期比4億円増の20億円を投資。また、事前にスマートフォンから注文・決済できるモバイルオーダーは約2700店舗で利用可能となった。デリバリーサービス実施店舗は781店舗で、マクドナルド店舗のスタッフが配達する「マックデリバリーサービス」が331店舗、宅配代行の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が641店舗となっている。