ヤマト運輸は6月8日、静岡県の農業ベンチャーやさいバスと連携し、農産品流通サービスを開始すると発表した。やさいバスは、地元の生産者がeコマースで販売した農産物を、街頭に設けた集荷・配達所を巡り、消費者や小売業者、飲食業者に流通させる事業を手がける。生産者には販路開拓や、利益率の増加といったメリットがある。
同日から、東京都多摩市にあるヤマト運輸のサービス拠点「ネコサポステーション」3店舗が、やさいバスの配送拠点に加わる。静岡県、長野県、神奈川県、東京都、茨城県の生産者が出品。農産物の輸送はヤマトの宅急便ネットワークを活用する。注文から最短翌日に受け取れるという。配送先は今後、増やす予定で、ヤマト運輸のセンター全国4500カ所を視野に入れる。
昨年12月には、食品スーパーのカスミがやさいバスと提携。ことし3月からカスミが茨城県庁内にオープンした無人店舗を配送先にしている。6月1日にはカスミ本社(カスミつくばセンター)や青果加工センター、「カスミ友部店」「同・水戸西原店」などの店舗に拡大している。受け取りには、カスミ親会社のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)が展開するスマートフォンアプリと、宅配ロッカーを使用する。
やさいバスは昨年の「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」(主催=全日本シーエム放送連盟)のクリエイティブイノベーション部門で、総務大臣賞(グランプリ)を受賞。ことし2月には博報堂と資本業務提携した。
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