ベイスターズはZoomで 観戦のようすをビジョンでも
横浜DeNAベイスターズは6月19日のプロ野球開幕戦で、Web会議ツール「Zoom」を活用した試合観戦を開催する。当日は、希望者の一部は応援中のようすを横浜スタジアムのメインビジョンにランダムで映す予定。チケット代は1000円(税込)。
試合中継のほか、広島東洋カープとの3連戦は毎日、ベイスターズOBの鈴木尚典氏や小杉陽太氏、森本稀哲氏などが解説に入り、イベントを盛り上げる。ファンからの直接の質問も受け付ける。また、ファンから集めた応援歌を歌う動画、音声を集めた「声援動画」の上映、募集した写真による全長65メートルのモザイクアート「I☆YOKOHAMA
ビッグフラッグ」を掲出する。
横浜スタジアムの観覧席への応援パネル掲出権利や、開幕直前に開催する「オンライン・ファンミーティング」に参加できる特典付きのチケットを販売している。
ホークスは5Gを活用 VRやARも
福岡ソフトバンクホークスは同じく開幕戦で、5G(第5世代移動通信規格)で試合のもようを配信する。ソフトバンクのコンテンツ配信サービス「5GLAB」を活用する。
「VR SQUARE」「FR SQUARE」「AR SQUARE」の3つのサービスで企画を実施する。「VR SQUARE」や「FR SQUARE」では、「PayPayドーム」で開催する千葉ロッテマリーンズとの開幕3連戦を無料配信する。「VR SQUARE」は無観客試合の期間中、4台のカメラをライトスタンドから「コカ・コーラシート」へ移設。内野席からさらにグラウンドにせり出した場所にあり、より選手に近い映像となる。
ほかに「顔写真応援ボード掲出権利」6万円(税込)や、「ファン制作応援ボード掲出権利」3000円(同)なども販売。「顔写真応援ボード」は、4人1組で顔写真と20文字以内のメッセージをカスタマイズできる応援ボードを球団が制作し、「コカ・コーラシート」などで掲出する。友人などのグループや家族などの利用を想定する。
「AR SQUARE」では、公式球団歌「いざゆけ若鷹軍団」のBGM付きでマスコットキャラクター「ハリーホーク」のAR(拡張現実)技術を用いたコンテンツを配信する。今後、ARを用いたキャンペーンなど、自宅観戦を盛り上げる企画を実施する予定。
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