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横浜DeNA、バーチャル球場構想 KDDIとの提携を強化

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横浜DeNAベイスターズは6月17日、KDDIと共同で「バーチャルスタジアム」を開設する構想を発表した。「もうひとつの横浜スタジアム」という位置づけで、新たなスポーツの観戦体験の提供を目指す。リモートマッチ(無観客試合)開催時など、さまざまな環境下でのファンとのコミュニケーション方法も検討する。

「横浜スタジアム」はことし2月に、改修工事が竣工。6000席を増やし、収容人数が約3万5000人となった。屋外球場としては、日本で2番めの規模。

昨年8月に締結した「スマートスタジアム」構築に向けた提携を発展させ、ベイスターズの各事業とKDDIとの連携を強化する。6月16日には、KDDIのスマートフォン決済サービス「au PAY」をスタジアム内の飲食店や売り子による販売に導入した。

「スマートスタジアム」構想では、所属選手のトレーニングにICT(情報通信技術)を取り入れたり、360度視点やAR(拡張現実)技術を取り入れた観戦体験などを発表していた。