企業が発信した情報は、若年層にどれだけSNS上で話題にされているのか。スパイスボックスは21日、「学生の注目企業2020」調査を発表した。
同調査では、大学生が就職活動において情報を得るために活用する8つメディア(ワンキャリア、FastGrow、リクナビ、マイナビ、外資就活ドットコム、Wantedly、キャリアハック、NewsPicks)において、企業の情報が、ポジティブ・ネガティブ問わず、どれだけ話題にされたかをソーシャルリスニングツールで分析した。データ取得期間は2019年7月1日~2020年6月30日の1年間。
高いエンゲージメント量を獲得した、いちから株式会社、カバー株式会社ついては、Vtuberに関連した職業の募集要項記事やコンテンツ監修に関わる学生インターン募集に関する記事に「Vtuber関連の仕事をしたい」といったポジティブなコメントが寄せられた。
日本電気(NEC)、パナソニックについては、データサイエンスなどの最新テクノロジーに言及した記事や、変革に挑戦している姿勢を表すコンテンツに関心が寄せられ、大手企業の挑戦意識が好意的に受け取られている。
本調査では「企業や業界の将来性」に触れた記事コンテンツへの注目度が昨年度の調査より高くなった。
またヤフーやオリィ研究所、楽天では、自社のツールや商品による働き方改革や社会貢献への取り組みについて言及された記事コンテンツが高いエンゲージメント量を獲得。
また新型コロナウイルスに対して、どのように対策を講じてきたかについて独自の視点で語るコンテンツを積極的に発信している企業は、高いエンゲージメントを獲得する傾向にあった。
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