ワタミは10月5日、外食事業における新たな基幹事業・新ブランドとなる肉業態「焼肉の和民」(東京・大田)の1号店をオープンした。
ニューノーマル時代の飲食店のあり方を見据え、店内には料理配膳ロボットを導入。店舗スタッフの一員として配膳と下げ膳を担当する。また、肉や料理は「特急レーン」に乗って運ばれるため、従来の居酒屋業態と比較すると来店客との接触が約80%減少するという。
感染症対策だけではなく、非接触型とすることで、ホール業務の効率化も実現する。
同社では、主幹事業としてきた居酒屋「和民」をはじめとした居酒屋業態を順次「焼肉の和民」に転換していく考え。「和民」は駅前好立地の出店を強みとしており、その店舗の業態転換を中心に、2022年3月期末までに「焼肉の和民」の120店舗の出店を予定しているという。
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