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大鵬薬品、禁煙外来費を補助 社員の「卒煙」を支援

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大鵬薬品工業は16日、 2023年までに社員の喫煙率ゼロの達成を目標に、新たな取り組みを実施すると発表した。

希望者全員に対する禁煙外来費用補助を行い、卒煙に成功した社員から学ぶ卒煙のコツの共有するほか、就業時間内の禁煙を徹底。新規採用においては、非喫煙者であることを採用条件とし、非喫煙者であることを役職任命時の考慮要素の一つとする、とした。喫煙実態調査の定期的な実施もする。

がん領域を主要事業領域とする生命関連企業である同社。その責任と自覚から、全社員とその家族、周囲の人びとの健康を守りたいという思いから、こうした取り組みが生まれている。

2017年2月には健康宣言を行い、毎月22日の「禁煙の日」には、全社員を対象としたたばこの害に関する情報発信や各事業所内での禁煙ポスターの掲示などの啓発活動を実施。2020年の社内調査では全社喫煙率は15%となっている。