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時刻表やルートを持たない新しい交通“オンデマンドバス”の利用が800人以上に

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幼稚園などを中心に送迎業務の受託を行うみつばコミュニティ(東京・港)は10月26日、実証実験として10月1日から横浜市旭区で運行している「若葉台オンデマンドバス」の利用者が3週間で420件、計820名にのぼったと発表。本実験は、若葉台まちづくりセンター、ヨコハマSDGsデザインセンター、MONET Technologiesと連携している。

オンデマンドバスは時刻表や決まったルートを持たず、利用者が事前に乗りたい場所・時間を予約して利用することができるサービス。若葉台オンデマンドバスでは、乗降車ができるバス停が団地の近くや病院の前など、近隣住民の利用頻度が高い地点に100箇所設定されており、自宅近辺から目的地まで気軽にアクセスができる。バスを利用したい場合は、予約が重複しない限り、5分後から1週間後までの好きな日時を選んで予約が可能。

今回の実証実験では、初の試みとしてオンデマンドバスを用いた子ども送迎と買い物代行業務も実施。

買い物代行は、オンデマンドバスの利用が落ち着く10時~16時の間の時間を利用し、同社スタッフが購入リストと代金を利用者から預かり、リストをもとに買い物を代行、購入物とお釣りを自宅まで、オンデマンドバスで届ける。

また、子どもの送迎サービスでは、車両に添乗員が同乗し、子どもを指定の乗降バス停から対象の園まで送迎するというもの。