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デルフィス、1月1日付で「トヨタ・コニック・プロ」に改称 経営体制を刷新

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デルフィスは12月11日、2021年1月1日付で社名を「トヨタ・コニック・プロ」に変更すると発表した。併せて、トヨタ自動車と電通が出資する持株会社「トヨタ・コニック・ホールディングス」の傘下に入る。トヨタのマーケティング変革やモビリティビジネス創造の取り組みの一環。新体制への移行は9月16日に発表していた。

社長には、1月1日付でトヨタ自動車の執行役員 Chief Communication Officerに就任する長田准氏(渉外広報本部副本部長兼国内販売本部副本部長)が兼務する。併せて、電通の櫻井徹也氏(第1ビジネスプロデュース局マネージング・ディレクター)が出向し代表取締役に就任する。デルフィスの土橋代幸社長は取締役として引き続き経営に携わる。電通から局長、部長級10人が出向することも発表された。

体制変更に伴い、従来の広告会社の枠組みを超えて、新たなマーケティングへの変革やモビリティビジネスの推進に取り組むとしている。

デルフィスは1946年に「南北社」として創業。73年にはトヨタ自動車販売(当時)が株式の40%を取得。99年にはトヨタの全額出資となり同社のハウスエージェンシーとして機能していた。2000年にデルフィスに社名変更した。新体制での従業員数は約650人となる。

トヨタ・コニック・ホールディングスの傘下には、トヨタ・コニック・プロのほかにリテール領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を手がける新会社「トヨタ・コニック・アルファ」を設立する。

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