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2020年、DXに着手している企業は74% マーケティング領域では苦戦も

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電通デジタルは12月18日、「日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査(2020年度)」の調査結果を発表した。

DXに着手している企業は74%、2019年度から4%増加

今回の調査によると、国内企業の74%がデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)に着手していることがわかった。2019年度から4%、2018年からは11%増加している。

Q.DXの取り組み状況

出所:電通デジタル

さらに、新型コロナウイルスのDXの取り組みに対する影響については、半数が「加速」したと回答。コロナ前から推進してきたDXの取り組みが一気に増し、加速した様子が見える結果となった。

Q.新型コロナによるDX推進に対する影響

出所:電通デジタル

「顧客価値」をテーマとしたマーケティング領域のDXには苦戦

DXの成果を領域別に調査した結果、「デジタル全社戦略の策定と実行」「IT基盤の構築やソリューションの導入」で成果が出ている企業が多いという結果に。

一方で「イノベーション文化の醸成や推進」、「顧客体験向上」をテーマとしたマーケティングの領域など、顧客に新たな価値を提供する分野においては、成果が出たと回答した企業が約5割にとどまるなど、苦戦している様子がわかった。

Q.領域別のDXの成果

出所:電通デジタル