P&Gは1月28日、同社の環境サステナビリティ活動の経過報告と展望についての発表会をオンラインで開催。スタニスラブ・べセラ社長が登壇し、今後「脱炭素に向けたさらなる取り組み」「協業スキームを活用したさらなる消費者啓発」「製品ブランドを通じた“責任ある消費”へのさらなる提案」という3つのアクションを行っていくこと宣言した。
後半は、タレントの松岡修造と杉浦太陽・辻希美夫妻をゲストに、サステナビリティを学ぶワークショップも開いた。
P&Gは環境サステナビリティに関する世界共通のビジョン「Ambition 2030」を策定し、「製品ブランド」「サプライチェーン」「社会」「社員」の4分野で取り組みを進めている。
ベセラ社長はそれに基づく活動として、グローバルでは海洋プラスチックゴミから容器を製造する試み技術と、再生プラスチックの無色化・無臭化・不純物除去技術を発明したことを説明。また、日本国内の取り組みとして、海洋プラスチックごみを再生し、台所用洗剤「JOY」のボトルの原料として活用した「JOY Ocean Plastic」を紹介した。こちらは2019年11月に発売されている。
また、今後の活動としては、同社製品の空き容器を回収してリサイクル製造したフェイスシールド6万個を東京2020組織委員会へ寄贈することが決まっているという。その他、「2025年までに国内すべての製造拠点で再生可能エネルギー100%達成」などを目標に掲げ、「世界を変え未来を育てるために、これまでのパートナーシップと経験を活かし、プラスの影響を与えていきたい」と語った。
ワークショップでは、松岡さんがファシリテーター役となり、杉浦さん、辻さんにサステナビリティに関するクイズを出題した。
クイズを終えた3人は、「(今後も)子どもと一緒にサステナビリティについて学んでいきたい」(杉浦さん・辻さん)「自分の心の声に従って、自然と心を共有していくことが大事だ」(松岡さん)などと、それぞれ抱負を語った。
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