広告・マスコミ・IT業界をめざす学生のための就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンは2月1日、広告業界で活躍する企業6社を集めた合同企業説明会をオンライン上にて開催、配信した。
参加企業は、電通、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、CIRCUS、電通パブリックリレーションズ、ジェイアール東海エージェンシー、トライバルメディアハウス。当日はパソコンやスマートフォンを通じて、1000人以上の学生が全国から参加した。
代表や人事が1時間で自社PR
今回のイベントでは各社の代表や人事部が登壇し、自社の特徴や事業内容、求める学生像などを説明。その後チャットで集められた学生からの質疑応答に答える場面もあり、各社1時間程度のPRを行った。
まず始めに登壇したのは、アスリートとのタイアップ企画などを多く手がける広告会社のCIRCUS。同社の事業や手がけた事例の説明、ミッションやビジョン、そして「企画」にかける同社の思いを熱く語った。
次に登壇した電通は、広告・コミュニケーション領域からビジネスプロデュース領域へと拡張している点や具体的な入社後の働き方を簡潔に説明し、質疑応答に多くの時間を割いた。100件近くの質問が寄せられ、時間の許す限り回答した。続いて兄弟会社の電通パブリックリレーションズが登壇。「そもそもPR(パブリックリレーションズ)とはなにか?」を解説し、いま求められるPRパーソンの姿について、学生に分かりやすく事例を交えて説明した。
ジェイアール東海エージェンシーは、本説明会で唯一の交通系ハウスエージェンシー。そのため「ハウスエージェンシーとはどのような会社か」から始まり、交通メディアやJRグループの広告事業についても丁寧に解説した。
マーケティング会社のトライバルメディアハウスからは、同社の事業の説明やどのような人物がマーケターに向いているのかなどを説明。「どんなときでも好きを仕事にすることをあきらめないでほしい」と参加した学生へエールを送った。
そして最後に登壇したのは、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ。2019年に新卒で入社したばかりという人事担当者が、学生時代の就職活動や入社からいまに至るまでの実体験を交えて、学生からの様々な質問に答えた。
PR会社と一般の広告会社の違いが分かった
参加した学生からは、「社員さん自ら働く環境について話してもらい、ホームページだけでは得られない情報を得られた」「PR会社と一般の広告会社の違いを明確に説明してもらえて理解が深まった」「これまで経験したことのない説明会の形で印象的だった」などの意見が寄せられた。
なお、マスナビでは本説明会にも参加した、ジェイアール東海エージェンシーやジェイアール東日本企画が登壇する「ハウスエージェンシー合同企業説明会」を2月10日にオンラインで配信する。
また、2月22日には業界を越境して活躍する会社・キーパーソンがクロストークをするエンタメコンテンツ就活フェスを実施。電通のコピーライターで映画『アイスと雨音』プロデューサーの阿部広太郎氏とソニー・ミュージックYOASOBIプロジェクトメンバーによる対談や、博報堂のイノベーションプロデューサーでアルスエレクトロニカとの共同プロジェクトを推進する田中れな氏とバンダイナムコ研究所のオープンイノベーション「FUNGUAGE」プロジェクトメンバーによる対談などが予定されている。
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