コピーライターでもクリエイティブの全体像が描ける力を養いたかった
コピーライターに求められるものは、言葉を扱う力だけではない。電通でコピーライターとして活躍する北恭子さんは、「最終的なアウトプットの全体像を想像できる力が不可欠」と語る。
「広告のアウトプットの形が多様化しているからこそ、コピーだけでなく、デザインも一緒に考えられる想像力は欠かせません。また、アートディレクションを理解できていれば、実際にデザインに携わる人ともより深い議論ができるはずです」。
そんな思いから、北さんが社会人5年目で受講したのが、宣伝会議の「アートディレクター養成講座」だった。講座の中で講師陣が発した言葉の数々に感銘を受けたという。「たとえば『グローバルアイデアには勇敢さが必要だ』という言葉からは、海外のクライアントの案件を手がける上でクリエイターが持つべき心構えを教わりました。ほかにも『プレゼンでデザインに共感してもらうには、いきなりアウトプットを見せず、デザインの構造図や考え方を見せると良い』といったハウツーも学びになりました」。
講座で学んだことは実践にもつながっている。クライアントワークで、コピーライティングだけでなく、ビジュアルアイデアやコンセプトの立案、アートディレクションまで北さんが担当する機会も増えてきた。また、「アウトプットをし続けなければ学びも血肉にならない」と考え、修了生の有志とともに展示会を2年連続で開催。19年に出展した「二十歳までを見守るお年玉袋」は商品化もされるなど、着実にできることの幅は広がっている。
「広告界では今後ますます全体像を見ることができるクリエイターが必要とされるはず。経験を重ね、時代に求められるクリエイターに近づきたい」と、北さんは意気込む。
「アートディレクター養成講座」でした。
これまで2100名以上の方が学んできた、日本で唯一のアートディレクションを教える学校。今、この時代に求められるアートディレクターになるために、一流の講師陣のもとで、自らを見つめ直し、掘り下げ、そして今よりもう一段階、自分を引き上げます。
<次回の開講のご案内>
■講義日程:2021年8月24日(火)
■回数:全30回
■講義会場:東京・南青山
■受講定員:90名
詳細はこちら
お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp
新着CM
-
人事・人物
日本マイクロソフト、カスタマーサクセス事業本部長(22年7月1日付)
-
AD
インターブランドジャパン
日本初の「ブランディング」を評価するアワード エントリー受付中!
-
広告ビジネス・メディア
視聴経験者は4人に1人 ネットの同時配信
-
AD
マーケティング
「えらべるって、うれしい。」を進化させる新たな「アイデア・視点」を募集ーーイオン...
-
クリエイティブ
参院選の候補者情報を視覚障がい者にも 「Yahoo! JAPAN 聞こえる選挙」...
-
広告ビジネス・メディア
いいねをアニメーション Twitter広告で新機能
-
クリエイティブ
NTTドコモ30周年ムービー 歴代の携帯電話を懐かしの流行語、ファッションと振り...
-
広告ビジネス・メディア
日本経済社、赤坂へ 8月に銀座から本社移転
-
AD
特集
広報担当者のためのサイト翻訳入門