松屋銀座が4月19日に発表した「2021年 母の日に関する意識調査」によると、ことし5月9日の母の日に贈るプレゼントの購入先として、百貨店とeコマースで二分していることがわかった。松屋銀座では4月21日、オンラインストアで「母の日」の特集ページを開設する。同店では初。約40品目を扱う。
「『母の日』のプレゼントをどこで買うか」という質問に「百貨店」を挙げた人は47.8%、「インターネット」は42.6%だった。複数回答。4月2日〜5日に実施した松屋のメールマガジン会員を対象としたアンケートで、「子」の有効回答数は552人。
「何をプレゼントしたいか」という質問では、「贅沢(ぜいたく)おうちご飯」が19.2%に上った。ことし初めて設けた選択肢。「母」側の回答者でも「プレゼントしてほしいもの」に「贅沢おうちご飯」を挙げた人が19.5%となった。「母」側の回答者数は262人。
松屋銀座では2021年年始の「おせち」も高単価で推移し、10万円以上のものも早くから売れたという。同店では旅行需要がシフトしたのではないかとみる。まん延防止措置の適用や、次の緊急事態宣言の検討にも入っており、5月もいわゆる「イエナカ需要」が高まりそうだ。
ほか、「プレゼントしたいもの」のトップは「花」で46.5%だが、2020年から7.8ポイント下げた。次いで「お菓子」が33.0%(前年比3.0ポイント減)、「雑貨やアクセサリー」が25.8%(同比12.3ポイント減)となった。
「プレゼント選びのポイント」では「贅沢(ぜいたく)な気持ちになれる」が32.9%で、2020年から5.6ポイント増加した。「送れる(宅配サービスなど)」も24.6%で、ことし初めてランクインした。
2021年のプレゼントの平均予算は9502円で、2020年から2419円下がった。年末年始やお盆、大型連休で母親と会った人の割合はいずれも2ケタ減となっており、全体では72.4%が母親と会う回数が減ったと回答した。「『母の日』にプレゼントを贈る」と答えた人は88.2%で、中でも「ふだんは贈らないがことしは贈る」とした人は10.9%となった。
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