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コロナ禍で増加したトイレ掃除需要に「サンポール」を(大日本除虫菊)/販促コンペ・企業オリエン

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6月3日13時まで企画募集中の「第13回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、より詳しい内容をお伝えしていきます。

今回は大日本除虫菊の課題「サンポールをご自宅で使ってもらえるアイデア」についてのオリエンテーションです(課題詳細ページはこちら)。

オリエン動画はこちら

 

塩酸配合で高い洗浄力を誇る1959年発売の「サンポール」

当社のトイレ用洗剤「サンポール」は、1959年12月に発売を開始しました。商品名の由来は、「サン」は太陽のように光り輝くという意味と、主成分の塩酸の「酸」をかけあわせたもの。「ポール」は磨く、光らせるという意味の英語「ポリッシュ(Polish)」からきています。この2語の長さと語呂を合わせて考えられたのが「サンポール」という名称です。

特徴は大きく分けて次の3つ。
①トイレの汚れ、黄ばみや尿石、水垢汚れをしっかりと落とす洗浄力
②99.99%の除菌効果
③便器の裏にもかけやすいノズル形状、「スミズミノズル」

中でも一番の特徴は洗浄力です。その理由は主成分の塩酸配合。塩酸の働きによって高い洗浄力を備えています。

コロナ禍でトイレ用洗剤の販売は伸長

トイレ用洗剤の市場環境としては、コロナ禍でテレワークが拡大し自宅を掃除する機会が増えた、という変化があります。トイレ掃除も同様で、トイレ用洗剤カテゴリーの売上は前年比で106.2%と上昇しました。サンポールは2020年の単品ランキングで9位となっており、発売60年以上たった今でもトップ10に入る販売を誇ります。

消費者調査の結果では、トイレの掃除回数が増えたと回答した人は40%。また、トイレ掃除で気になる点として「便器の汚れ」が69.6%で最上位になっています。コロナ禍でトイレの掃除意識が向上した結果、洗浄力需要が高まっていると考えています。その結果、洗浄力の高いサンポールも売上を伸ばし、前年比で115%とカテゴリーの前年比よりも大きく伸長しています。

30代を中心に、日常的に使ってもらいたい

サンポールの課題は、洗浄力の高さゆえに普段使いよりも夏場や冬場のしっかりとした掃除に使われる傾向があることです。月別の販売指数のグラフを見ても、高いのは6〜7月と12月になっています。いかに普段使い目的で購入をしてもらえるかが課題となっています。

今回、ターゲットは30代に設定しています。歴史の長い商品のため、購入層が高齢化しているためです。購入者の年代別構成比を見ても50代から60代が60%を占めています。商品イメージのアンケート調査でも「懐かしい」「学校に置いてあった」という人が多いため、若い人にも身近に感じ、普段から使ってもらいたいと考え、ターゲットを設定しています。

販売チャネルは、トイレ用洗剤カテゴリー全体としてはドラッグストアが中心です。サンポールはホームセンターでの販売も多くなっています。トイレ用洗剤は酸性、中性、アルカリ性(塩素系)と液性で分類されます。酸性は黄ばみ、尿石、水垢、アルカリ性(塩素系)はカビや黒ずみと落とせる汚れに違いがあります。汚れによって液性を使い分ける必要があるのですが、同時使用はパッケージに「混ぜるな危険」の記載がある通り非常に危険です。このため各ブランドは単品での訴求が中心になっています。

現在行っているプロモーションは、過去も含めてテレビCMのみです。今回は幅広く新しい販促企画を募集したいと考えています。

「サンポールをご自宅で使ってもらえるアイデア」の課題詳細ページはこちら
第13回販促コンペ公式サイトはこちら