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“モノを売ることにこだわらない” オンワードが同社初のOMO型店舗を展開

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オンワード樫山は、オンラインとオフラインのメリットを融合させたOMO型店舗「ONWARD CROSSET STORE(オンワード・クローゼットストア)」を埼玉、愛知、千葉の3県にオープンした。サービス併設型OMO店舗の展開は同社にとって初めてとなる。

旗艦店は4月24日、千葉の「ららぽーとTOKYO-BAY」にオープン。埼玉では「イオンモール羽生」(4月10日)、愛知では名古屋の「mozo ワンダーシティ」(4月17日)にそれぞれオープンしている。

今回展開するOMO型店舗のテーマは「RE:LIFE CUSTOMIZE(リライフカスタマイズ)」。日々の暮らしを見つめ直し、個々への対応を考えるというもの。廃棄物を減らす⼼がけや、モノをながく使うためのケア、⼼身ともに快適に過ごす楽しさを商品・サービスの提供を通して伝える。

「ONWARD CROSSET STORE」ららぽーとTOKYO-BAY ストアイメージ。

また同ストアの3店舗では、デジタルを活用した6つのサービスも展開。パーソナルスタイリングや、オンラインストア上にある在庫を店舗に取り寄せて試着・購入できるサービス「クリック&トライ」などをはじめ、雑貨や食品などアパレル以外の商品も展開。利用者が“今、欲しい“と感じられるさまざまな商品を提供し、従来型の「モノを売る」ということだけにこだわらない、サービス併設型OMO 店舗となっている。

デジタルを活用した6つのサービスのうちの1つ「クリック&トライ」のアイコン。

同社は、衣料・生活品業界において流通チャネルが店舗主体からECが常態化する状況へと大きく変化する中、ECと店舗における提供サービスを分けて考えるのではなく、「利用者目線」「利用者体験志向」でオンラインとオフラインのチャネルを融合。より良い利用者体験を提供するOMOが求められていることをうけ、実店舗とオンラインストアの強みを融合し、利用者がより便利に買い物体験ができることを目的に当ストアのオープンにいたったという。