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博報堂DYHD、減収減益 21年3月期、4Qは復調の兆し

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博報堂DYHDの2021年3月期の連結売上高は、前年比11.5%減の1兆2979億4700万円となった。売上総利益は同比5.8%減の3132億1700万円だった。

販管費を同比3.3%減としたものの、営業利益は前年比18.3%減の450億3300万円にとどまった。また特別損失では、特別退職金として48億9900万円を計上(前年度は2億5200万円)。純利益は同比41.0%減の291億2100万円に着地した。

四半期別では、第1〜第3四半期は落ち込んだものの、第4四半期は、前年同期比で好転。業種別では「官公庁・団体」「ゲーム・スポーツ・趣味用品」が大きく伸びたほか、そのほかの業種も多くが下期以降はマイナス幅が縮小した。

メディア別では、4マスの売上高が前年比12.5%減の4415億4400万円。構成比で最も多いテレビの10.7%減をはじめ、いずれも前年比2ケタ減だった。また、インターネットメディアは同比2.9%減の2470億6800万円となった。