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ドイツUberallが日本事業開始 オンラインとオフラインをつなぐプラットフォームを提供

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ローカル検索マーケティングソリューションをグローバルに展開する「Uberall」は、日本事業を開始したことを22日、発表した。

2013年にドイツで設立されたUberallは、現在、170カ国1600社以上のマルチロケーション顧客にサービスを提供している。同社が提供するのは、GoogleMapsやFacebook、Instagramなど、125を超えるオンラインプラットフォームや自社のWebサイトに、全店舗の営業時間や口コミ等の様々な情報を統合管理できるクラウドサービスだ。

具体的には、プラットフォーム上の店舗情報やカスタマーレビュー、 アクセス数などのマーケティングデータを全店舗横断で一括管理する「Control Center」、レビューサイト上の全店舗分の口コミデータを一元管理し、 オンラインの評価を大きく改善する基盤を提供する「Engage」など。Uberallのプラットフォームにより、 企業はオンラインとオフラインの各タッチポイント間のギャップを埋め、顧客に対しシームレスなカスタマーエクスペリエンスを提供できる。

Uberallの主な機能。検索エンジンの表示順位向上による実店舗への来店数増加、および複数店舗管理の作業時間削減に貢献する「ローカル検索マーケティングソリューション」を提供する。

Uberallは、2021年6月に1億1500万ドル (約126億5000万円)の資本融資を受け、北米の近接探索最適化の大手プロバイダーMomentFeedの買収を正式に契約。2社の統合後、競合他社を上回る135万の事業拠点がオンラインで管理され、ケンタッキー・フライド・チキンやマクドナルド、ピザハットなど、世界規模で認知度が高いマルチロケーションブランドの多くが顧客となっていた。

今後、日本国内で展開する既存のUberall導入企業に対しても積極的にサービス提案し、ブランド体験と生産性の向上に貢献したいとしている。