講談社は同社が提供するインターネット広告配信プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」の広告配信ロジックをアップデートした。これにより、ターゲットの類推やキャンペーン接触ユーザーの蓄積など幅広いターゲティングが可能になった。
「OTAKAD」では、講談社の各ウェブメディア読者の記事閲覧データを基に、独自に開発したAIによって閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、読者の「オタク」度合いを解析。リアルタイムで読者属性に合致した広告配信をすることで、読者の消費行動とマッチした広告訴求を実現するもの。2019年10月にリリースされ、同社の運営する11のウェブメディア(NET ViVi、with online、VOCE、mi-mollet、FRaU、現代ビジネス、マネー現代、ゲキサカ、FORZA STYLE、COURRiER Japon、FRIDAY デジタル)において、システム実装・データ連携が行われてきた。
今回のアップデートにより、メディアプランニングの様々なニーズに合わせた広告手法を活用できる。
アップデートの内容は下記の通り。
1.ターゲットユーザーの拡張配信や類推ユーザーへの配信が可能に
広告主の要望に応じたターゲットユーザーをベースとし、様々な行動履歴などのデータを基に類似ユーザーを算出することができるようになり、ユーザーリーチを広げて新たな見込み顧客への広告配信も可能になる。
2. 広告のパフォーマンスデータを利用してターゲット利用可能に
広告クリエイティブをクリック・表示・コンバージョンをしたユーザーを、OTAKADのターゲットユーザーとしてセグメントを蓄積。リマーケティングが可能になることで、中長期の広告配信やプランニングにも活用できる。
3. 興味関心の期間設定が可能になり、最短1日前の情報で広告配信が可能に
最短1日前のアクセス履歴を基に、ユーザーセグメントをつくることが可能になる。1週間以内にコスメの情報を見ていた人、3日以内に金融情報にアクセスしている人など1日単位での指定が可能になるため、ユーザーの最適なモーメントを捉えることができる。
4.タイアップ記事の読了・滞在時間を基にしたターゲット配信が可能に
タイアップ記事への誘導施策として広告を利用する際、タイアップ記事に訪れたユーザーの行動履歴に基づいた配信も実現可能になる。タイアップ記事を読了したユーザーや滞在時間が長かったユーザーを分析し、「類似ユーザーをタイアップ記事にさらに誘導」「類似ユーザーを基にランディングページへバナーから誘導」「次期のタイアップ記事の誘導に利用」等、企画広告におけるPDCAサイクルを実現する。
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