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地銀で地元産品のスマートストア 栃銀、地域商社・NTTらと

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栃木銀行は10月25日、御幸ヶ原支店内に地元産品や環境に配慮した商品などを扱うスマートストアをオープンする。スマートフォンアプリで商品のバーコードを読み取り、そのまま決済できるほか、AI(人口知能)技術を用いた需要予測、店内に設置したカメラで来店者の行動分析も行う。

栃木銀行は、御幸ヶ原支店内の遊休スペースを活用して、地域産品などを販売するスマートストアをオープンする

システムはNTT東日本、商品提供や店舗運営は栃木県で地域商社事業を手がけるファーマーズ・フォレストが担う。栃木銀行は店用に有休スペースや什器を提供するほか、取引先企業の紹介を行う。

消費者庁の「令和元年度エシカル消費に関する消費者意識調査」によると、「居住地域周辺で生産・水揚げ・加工された商品」について、「よく購入している」人は全体で12.9%、「たまに購入している」人は同39.1%にとどまる。性別・世代別で見ると、平均を超えるのは男性50歳代・60歳代と、女性40歳代・50歳代・60歳代。30歳代以下は男女ともに低い結果となった。

スマートストアの運営期間は2022年4月22日まで。利用者の要望や利用状況をふまえながら、今後の店舗展開を検討する。