日本IR協議会は11月18日、2021年度「IR優良企業賞」の結果を発表した。最高賞となる「IR優良企業大賞」は、J. フロント リテイリング、三井物産が選ばれた。
同賞はIRに積極的に取り組み、優れた成果をあげた企業を表彰するもの。今回で26回目を迎える。応募企業数は293社だった。
選定理由について、J. フロント リテイリングは「コロナで業績が厳しくなっても積極的な情報開示姿勢が変わらない。経営トップが丁寧に説明し高水準のIRを維持している」といい、コロナによってビジネスモデルの変革が求められる中でも半期ごとに経営トップが直接投資家と対話している点などが評価された。
また三井物産についても、「経営トップがIRを重視し、資本市場を意識した経営や財務戦略を実行している」として選出された。IR部門による積極的なオンラインミーティングの開催、CFOによる面談といった対話の機会を重視した姿勢も高く評価された。
これらの選定理由が示す通り、今回は評価軸として「コロナ禍を経た経営戦略の積極的な開示」「経営層や社外取締役を含めた建設的な対話機会の創出」「サステナビリティ情報開示の拡充」などに重点を置き、企業の選定が行われた。
その他の入賞企業は以下の通り。
IR優良企業賞
・アサヒグループホールディングス
・味の素
・島津製作所
・テクノプロ・ホールディングス
・東京エレクトロン
・安川電機
IR優良企業特別賞
・サトーホールディングス
・LIXIL
・ワコールホールディングス
IR優良企業奨励賞
・アステリア
・昭和電線ホールディングス
・ビジョン
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