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「自社の組織文化が好き」経営層7割・一般社員3割の意識差 博報堂 調査

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博報堂は11月18日、ニューノーマル時代の働き方と組織のあり方を探る意識調査「会社と私の本音調査」のレポートとして「組織文化」に関する分析結果を発表した。調査は、同社のコンサルティングチーム「HAKUHODO X CONSULTING(博報堂クロスコンサルティング)」が実施し、全国1250名の企業勤務者を対象に、2021年2月に調査したもの。経営層・管理職層・一般社員の3つの層を比較し分析している。

それによると、どの層も「企業にとって組織文化は重要だ」と認識しているものの、「自分の会社の組織文化が好き」「誇りを持っている」と回答した人は、経営層の7割以上に対し、一般社員はその半分以下にとどまった。
 

 
「今の組織文化を変える必要があるか」についての質問で「意識的に、今までどおりで変えないのがよい」とする声は全体で5%に満たなかった。
 

 
重要だと思う組織文化のトップ3は「顧客志向」「目的志向」「臨機応変・柔軟に」で各層に共通している。経営層が求める「スピード感」「中長期視点」は一般社員では低く、一般社員は「ワークライフバランス優先」が経営層よりも高かった。