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dポイント専用棚をやまやに NTTドコモ、商用化に向け実験

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NTTドコモは11月25日、酒類小売大手のやまや100店舗で、共通ポイント「dポイント」専用棚やデジタルサイネージを設置するプロモーション施策の検証を始めた。結果を踏まえ、ドコモは「dポイント」やスマホ決済「d払い」加盟店の売り場と連動した広告サービスの商用化に乗り出す。開始時期は2022年4月。

「酒のやまや」に設置した「dポイント専用棚」(写真右)とデジタルサイネージ(同左)

通常分より多くポイントを付与する「ボーナスポイント」の対象商品を集めた、「dポイント専用棚」を9月1日から「酒のやまや」に設置。11月25日から、さらに小型のデジタルサイネージを備え付けた。サイネージでお酒の飲み方などを訴求する動画を流し、設置前後で「dポイント専用棚」の対象商品の売り上げを比べる。店舗間でもサイネージの有無で違いが出るかを検証する。

期間は2022年3月末まで。東北・関東エリアの「酒のやまや」100店舗で実施する。

やまやの店舗数は8月末時点で343店舗で、2021年4〜10月の既存店売上高(速報値)は累計744億8277万円となった。2020年比では98.9%だが、19年比では111.9%と伸びている。