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JCJK流行語大賞、2021年を代表する言葉に「きまZ」が選出

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女子中高生向けのマーケティング支援などを手がけるAMFは11月29日、2021年7月〜11月までのトレンドをまとめた「2021年の流行語大賞」を「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門に分けて発表した。

選考を担当したのは、同社が運営するトレンドリサーチが得意な全国の女子中高生からなるマーケティング集団“JCJK調査隊”のメンバーだ。各部門の1位とランクインの特徴は以下の通り。

ヒト部門で1位を獲得したのは、ボーイズグループのINI。JO1を輩出したオーディション番組「PRODUCE101 JAPAN」のシーズン2でデビューを果たした11人組のアーティストだ。語学力も高いことから「グローバルに活躍できそう」と多くの女子中高生から注目を集め、オーディション番組戦国時代と呼べる2021年の代表的なアーティストとなった。

その他、ヒト部門では2位に俳優の山田裕貴さん、3位に女性2人組YouTuberで、「いま最も見られている」と言われる平成フラミンゴ、4位にはソロアーティストのVaundy、次いで5位にYouTuberのとうあさんがランクインした。

モノ部門で1位を獲得したのは、日中韓で繰り広げられる新人ガールズグループのオーディション番組「Girls Planet 999」。ヒト部門に続き、こちらもオーディション関連番組のコンテンツが最も票を集めた。番組には現役の女子中高生の参加者も多く、「誰推しかで盛り上がった」という女子高生の意見も多く聞かれたという。

2021年大ヒットとなったNetflixオリジナル韓国ドラマ『イカゲーム』は2位に。劇中に登場したカルメ焼きやだるまさんがころんだなどを、文化祭の出し物ですることになったという声もあり、中高生ならではの意見が聞かれた。

「JCJK流行語大賞2021」4部門の上位5つ。

アプリ部門では、Instagramの「ストーリーエフェクト」やCapCutなどのカメラ、写真加工、動画編集アプリがランクイン。その他、中国発ファッション通販サイト「SHEIN」やコスメ通販アプリの「Qoo10」が続いた。

最後に、コトバ部門の1位として、2021年の女子中高生を代表する言葉に決定したのは、「きまZ」。ヒト部門で5位を獲得したとうあさんが“気まずい”状況を表す言葉としてYouTube動画内で発信していたものだ。両手を顔の前で平行にZの形にする「きまZポーズ」も、女子中高生の間で写真撮影をする際の定番ポーズとなっている。

2位には、小室圭さんが婚約発表の際に発した「Let it be」。眞子さんとの結婚の際にその発言が再注目され、その発言を音源としたTikTok投稿が多く見られたことからランクインしたと考えられる。4位、5位にもTikTokで数多く投稿されているコンテンツ「平成ギャル」や、「超チルなラッパー」といった言葉がランクインしており、女子中高生がTikTokから少なからず影響を受けていることも推測できる結果となった。