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ジャパンSDGsアワード、最高賞はユーグレナ

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外務省は12月24日、第5回「ジャパンSDGsアワード」の受賞企業・団体を発表した。最高賞のSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞に、ユーグレナが選ばれた。またSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞は、eboard、恩賜財団済生会、SDGs推進副本部長(外務大臣)賞には、HAKKI AFRICA、OUI Inc.、ジャパンハートがそれぞれ受賞した。

(左から)松野博一 内閣官房長官、ユーグレナ 出雲充 代表取締役社長、岸田文雄 内閣総理大臣、林芳正外務大臣

「ジャパンSDGsアワード」は、SDGs達成に資する優れた取り組みを行っている企業・団体などを表彰するもの。オールジャパンの取り組みを推進する目的がある。

SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞に選ばれた「ユーグレナ」は、2005年に設立、世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術を確立。ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究、遺伝子解析サービスの提供を行う。2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年より化粧品を含む全グループ商品に拡大。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開する。

出雲充社長は、「バングラデシュの子どもたちの栄養問題解決を目指して創立した会社です。これまでバングラデシュでの『ユーグレナGENKIプログラム』をはじめ、さまざまな活動に取り組んでまいりました。バングラデシュでの活動はまだ道半ばですが、今回このタイミングで、このような素晴らしい賞をいただいたことは、社会的課題の解決と収益の両立を目指し、国連機関WFPとの民間連携の成功事例としての評価をいただけたものと思います。SDGsの達成に向けて活動する私たちの取り組みの経過を、皆さまに応援いただいたおかげです。今後も、人と地球のサステナブルな発展を実現するという確固たる決意を持ち、バングラデシュの課題解決に向け、事業を推進してまいります」とコメントしている。

表彰企業・団体の一覧は以下の通り。

【SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞】
ユーグレナ
 
【SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞】
eboard
恩賜財団済生会
 
【SDGs推進副本部長(外務大臣)賞】
HAKKI AFRICA
OUI Inc.
ジャパンハート
 
【特別賞】
シュークルキューブジャポン
荏原製作所
ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会
愛知県立南陽高等学校Nanyo Company部
エルコム
大槌ジビエソーシャルプロジェクト
男女共同参画地域みらいねっと