米ヤフーの日本法人バウンドレスは2月15日、同社が運営するWebメディア『エンガジェット日本版』『TechCrunch Japan』を5月1日付で閉鎖すると発表した。3月31日で更新も終了する。米国本社の決定によるもの。
『エンガジェット日本版』は2005年、『TechCrunch Japan』は06年に日本版がスタートした。
バウンドレスは21年9月にベライゾンメディア・ジャパンから社名を変更。ベライゾンメディアは米通信大手ベライゾンが17年6月、米ヤフーのネットワーク事業を約45億ドルで買収し、15年に約44億ドルで買収したAOLと統合。オース(Oath)として設立した。19年にベライゾンメディアへ改称。
通信事業との相乗効果が上がらず、20年11月には運営するWebメディア「ハフポスト」をバズフィードへ売却した。21年5月にはベライゾンメディア自体が投資ファンドのアポロ社へ50億ドルで売却となっている。
バウンドレスはポータルサイト「aol」も運営している。
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