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バーチャル大阪、本格展開を開始 KDDI、吉本、博報堂ら

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KDDIは2月28日、仮想空間上に大阪市街を再現した「バーチャル大阪」の本格展開を開始する。2025年の大阪・関西万博開催を機として、国内外に向けた発信拠点とする。同日オープンした「新市街」エリアは、道頓堀をモチーフに大阪の街の雰囲気を再現したほか、大阪城やスカイビルなど象徴的な建築物も配置した。3月12日には「バーチャル大阪」内で音楽ライブイベントの開催も予定する。

昨年12月にプレオープンしていた「バーチャル大阪」に「新市街エリア」が加わり、本格展開を始める。道頓堀のグリコサインも再現

「バーチャル大阪」は、大阪府と大阪市の提供を受け、KDDI、吉本興業、博報堂ら3社が「KDDI共同企業体」を組成。同組織が受託、制作をしている。

いわゆる「メタバース」として運用することを目指し、「バーチャル大阪」内の多言語ガイドや専門コンシェルジュなど、雇用創出も視野に入れる。メタバースは、さまざまな領域のサービスやコンテンツを提供し、もうひとつの生活空間のように利用できる仮想空間を指す。

大阪府知事の吉村洋文氏は「バーチャル大阪は、みんなでつくりあげていく共創の場として進化し続けます」、大阪市長の松井一郎氏は「これから多くの方々に参加いただき、賑やかな街となることを期待しています」などとコメントを寄せた。

大阪城やスカイビルといったランドマークも配置

2月28日には、先行してオープンしている「バーチャル渋谷」と接続し、両空間を行き来することもできるようになる。

3月12日には、CGキャラクターに声を当てたり、操作したりして、タレントのように活動するバーチャルユーチューバー(VTuber)による音楽・トークライブイベントを、「au じぶん銀行」の冠イベントとして開催。同下旬にも、「au」のCM楽曲を提供するHalf time Oldさん、もーりーしゅーとさんなどが登壇するライブイベントを実施する。