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キョロちゃんをプログラムで操作 森永が教育アプリを配信

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森永製菓は2月28日、プログラミング学習の要素を盛り込んだスマートフォンアプリ「キョログラミング」の配信を始めた。チョコレート菓子「チョコボール」のパッケージや粒を用いて、キャラクター「キョロちゃん」の行動をプログラミングできる。

森永製菓のプログラミングアプリ「キョログラミング」の画面

3×3のマスに「チョコボール」の粒を置き、読み込む。「ロックマン」のセーブ画面のよう

外箱の読み取りでも「キョロちゃん」に行動を覚えさせることができる。味によって変わる

アプリを起動し、「チョコボール」の外箱や粒を並べて読み込むと、アプリ内の「キョロちゃん」が歌ったり、花に水をやったりといった行動を覚える。並べ方や「チョコボール」の味によって覚える行動が変わり、ブロックとして記録される。ブロックを組み合わせて実行すると、「キョロちゃん」が変身する。パターンは22種類。

覚えたアクションを組み合わせて実行すると…

2020年度から小学校でも必修化したことを受け、プログラミング教育の熱は高まり続けている。GMOインターネットグループのGMOメディアと船井総合研究所の推計では、2021年の子ども向けプログラミング教育市場は前年比125%の175億7900万円で、18年比では倍近くまで拡大した。25年には400億円規模に達するという。

菓子を用いたプログラミングアプリは、江崎グリコが2016年から提供するサービス「GLICODE(グリコード)」がある。「ポッキー」の並べ方でキャラクターの動きを操作できるというもの。

「キョログラミング」はことし7月にアップデート予定で、現在は、予め定められた動きを順番に実行する、いわゆるシーケンス制御にのみ対応。今後、くり返し(ループ)や分岐などに対応するとみられる。

発表会では、ゲームプログラミングを得意とするマヂカルラブリー野田クリスタルさんと、相方の村上さんが登壇。小学生と「キョログラミング」に興じた