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大正製薬が JR新宿駅構内に一般医薬品の自動販売機を設置

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大正製薬は3月29日、風邪薬や解熱鎮痛薬などのOTC医薬品の販売機をJR新宿駅南改札内に設置する実証実験を、5月下旬に開始すると発表した。期間は3カ月。

販売するのは風邪薬の『パブロン』シリーズ、解熱鎮痛薬の『ナロン』シリーズ、など約30品目。IoT化された販売機を駅構内のドラッグストア周辺に設置し、利用者は症状や商品から購入する商品を選択。選択した商品の効能や用法・用量、注意事項を確認すると、店舗にいる薬剤師または登録販売者が内容を確認し、販売が許可される。交通系ICカードで決済が完了すると商品を取り出すことができる。

OTC販売機の利用イメージ。

JR新宿駅南改札内の販売機の設置場所。

同社は「駅改札内における OTC 販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」に関する新技術等実証計画(実証計画)について、2021年4月23日に、主務大臣である厚生労働大臣及び経済産業大臣の認定を取得。新技術等実証制度において、一般用医薬品の販売に関する実証計画について主務大臣から認定を取得するのは、同実証が初となる。

実証実験の開始にあたり同社は、高機能IoT自販機を展開するブイシンクと事業協業契約を締結。これまで一般用医薬品を購入することができなかった場所や時間でも購入できる方法の実現を目指す。