化粧品や食品などを製造・販売するアイケイは6月8日、ベビー用品のコンビから化粧品事業を買収すると発表した。注力事業であるテレビ通販やeコマースを強化する。事業は100%子会社のプライムダイレクトが譲受する。譲渡価額は非公表。
ツバメの巣などを原料とした化粧品事業で、立ち上げは2009年。アイケイとコンビは業務提携し、コンビは化粧品成分の研究開発や原料の生産、供給をする。
アイケイの2022年5月期・第3四半期(3Q)の売上高は、前年同期比25.7%減の121億9000万円。営業損益は2億8900万円の赤字、純損益は6億2900万円の赤字となった。通期予想も最終損益は5億2800万円の赤字予想。
テレビ通販を主力とするダイレクトマーケティング事業で、秋冬の季節商品が不振だった。気温の高さが逆風となったほか、競合商品が増加した。営業損失は、広告費の増加が大きい。化粧品事業では、小売り事業の子会社が新型コロナウイルス感染症の影響を受けて苦戦。アイケイは3Qで化粧品事業に9500万円の減損損失を計上している。
アイケイは24年までの中期経営計画で、テレビ通販やネット通販、定期購入(サブスクリプション)商品の強化を掲げている。コンビから買収した化粧品事業で、テレビ通販の立て直しを図る。
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