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8割以上が「家計に影響がある」 食品値上げに関する調査

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料理インフルエンサーネットワーク「フーディストサービス」は6月23日、「食品の値上げに伴う消費についてのアンケート調査」の結果を発表した。それによると、9割のユーザーが「食品の値上げ」を実感し、8割以上のユーザーが「食品の値上げが家計に影響がある」と回答した。

「食品の値上げは家計に影響があるか」という問いに対して、84%の人が「影響がある」と回答した。

値上げを感じると回答した人の中で、特に値上げを感じる食品として「野菜・果物(63%)」「食用油(56%)」という回答が5割を超えた。次いで、「小麦粉やミックス粉(49%)」「乳製品(45%)」「パン(44%)」となった。一方、今後値上げが続いた場合、購入回数が減少しそうな食品は「即席麺やチルド麵(35%)」が最多となった。

消費者が最も値上げを感じているのは「野菜や果物」だ。

30%以上の人が、値上げが続けば「即席麵やチルド麺」「小麦粉やミックス粉」「パン・菓子パン」「菓子類」の購入機会が減るかもしれないと回答。

値上げが家計に影響していると回答した人は、家計への負担軽減のために「セールや特売の活用」「安価な店舗での購入」などの工夫を行っているという。料理で工夫していることにおいては「食材を使い切る」「献立の工夫」など調理での工夫が上位となった。

「セールや特売の活用」は78%と、家計の負担軽減の工夫が見られた。

また回答者全体の39%が、食品の値上げを機に、節約につながる料理を作ったり、関連レシピを検索したりする機会が増えたと回答し、節約志向が高まっていることがうかがえる。

食品の値上げによる悩みとしては「買い物がストレスに感じる」「安く済む食材を選ぶようになり献立の質が落ちた」「電気代も上がるので冷凍食品の購入も控えている」などが挙げられた。