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西鉄福岡駅の階段に巨大なピアノ出現 にぎわい創出と健康増進へ

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西日本鉄道は福岡市と連携し、西鉄福岡(天神)駅の北口階段に、ステップをピアノの鍵盤に見立てた巨大な“階段ピアノ”を設置した。期間は7月29日から9月11日まで。


同企画は、階段にピアノの音がでる仕掛けを施すことで、音楽を通じて天神の賑わい創出を図るというもの。西鉄福岡(天神)駅北口コンコースと、大型サイネージ・ソラリアビジョンを繋ぐ階段のステップをピアノ鍵盤のデザインに装飾するとともに、通過する際にピアノの音を発するセンサーを設置した。

福岡市では、人生100年時代に向けたアクションを提案・実践するプロジェクト「福岡100」を実施しており、本企画はその取り組みの一環。音を発することで階段への抵抗感を緩和および利用を促進し、利用者の健康増進も図りたいとしている。

階段をピアノの鍵盤にする企画は、2009年に独フォルクスワーゲンがストックホルムの駅で実施している。一日平均でエスカレーターより階段を選ぶ人が66%多くなったという。環境負荷の低い車両をPRする施策の一環で、広告会社はDDB。翌2010年には世界的広告賞カンヌライオンズのサイバー部門でグランプリを獲得している。