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「#木曜日は本曜日」 本屋へ足を運んでもらうプロジェクトがスタート

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東京都書店商業組合は10月6日、本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指した新プロジェクト「#木曜日は本曜日」を開始すると発表した。
週に一回本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指し、週の真ん中に位置する“木曜日”を、忙しい日々の中でゆっくり本と向き合う時間にすることを提案する。

このプロジェクトの背景には、近年の電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などによる書店数の減少がある。1984年のピーク以降、書店は年々減少を続け、2020年には11024店舗と約半数にまで店舗数が落ち込んでいる。

同組合ではプロジェクトの開始に合わせて特設サイトを開設。同サイトや東京書店商業組合の公式YouTubeチャンネルでは、「本屋のピンチを救いたい!」という想いに共感した著名人・インフルエンサー・作家十数名が、自分の人生を変えた本や本屋でのエピソードを語るインタビュー動画を順次公開する。

動画の第一弾には、俳優・歌手の上白石萌音さんが登場。実際に本屋を訪れ、お気に入りの本やこれまでに読んだ本についてのエピソードを語った。上白石さんは、「#木曜日は本曜日」プロジェクトに参加する書店の店内で流れる店内放送も担当するという。

動画内で紹介される選書は、東京都書店商業組合加盟約180の書店にて販売する他、SNSを活用したキャンペーンの実施や、購入特典として本棚をイメージした「#木曜日は本曜日 限定しおり」の店頭配布などを予定している。