Googleは10月27日、「YouTube BrandCast 2022」を両国国技館で開催した。リアルでの実施はコロナ前の2019年以来3年ぶり。
本イベントは、YouTube の利用者動向や企業の活用事例などを主に広告主を対象に紹介するもの。今年のイベント冒頭にはYouTube CEOスーザン・ウォジスキ氏がビデオで出演。基調講演にはグーグル日本代表の奥山真司氏、YouTube日本代表の仲條亮子氏らが登壇し、ユーザーのトレンドやYouTube活用方法を紹介した。
YouTubeは日本版を開始してから2022年で15周年。登録者10万人以上のチャンネル数は7,700を超え、前年比30%増で成長を続ける。国内の月間ユーザー数は7,000万人を突破する中、今回のイベントでYouTubeユーザーの動向として挙げられたのは、コネクテッドテレビ(以下CTV)での視聴による共視聴の増加と、ショート動画プラットフォーム「YouTubeショート」の視聴回数の成長の2点。
国内のCTVでの YouTube 視聴者は 3,500 万人以上。テレビ画面でYouTube を視聴する人の58%は家族、友人など誰かと一緒に視聴し、子どもがいる場合は78%が家族と共に視聴しているという。また、「YouTubeショート」については、世界の毎月20億人以上のログインユーザーのうち、15 億人以上がYouTubeショートも視聴。1 日では 300 億回視聴され、昨年と比較して4倍増加するなど、利用シーンが拡大してきていることがわかっている。
企業事例の紹介ではソニー損害保険、森永製菓、セブン-イレブン・ジャパンが登壇。YouTubeが事業インパクトや小売店の店頭での購入に繋がり、認知獲得だけではなく態度変容まで影響を及ぼすことについて紹介した。
グーグル日本代表の奥山氏は昨今のユーザー動向や活用事例を踏まえ、マーケティングファネルの全体で効果を高められるYouTube広告ソリューションの開発について言及。「テレビデバイスなどをはじめとした、クロスメディアでのブランドリフト実現やMMMを用いた購買リフト検証を強化する」と語った。
イベントの最後には「YouTube Works Awards 2023」の募集についても言及。今年の審査員長は、クリエーティブ・ディレクター / コピーライターの (つづく) 細川 美和子氏、YouTube Creator の コムドット やまと氏が務める。応募期間は 2022年10月27日から 2023年2月28日。YouTube Works Awardsサイトにて受け付けている。
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