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ZOZO、初の実店舗では服を売らず「似合う」を提供 背景に経営戦略

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ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは11月9日、初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」(以下、似合うラボ)を表参道にオープンすると発表した。開店は12月16日。

ZOZOが表参道に出店する初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」。

似合うラボは「『似合う』で、人は笑顔になる」というコンセプトのもと開発された、服を売らないリアル店舗。ZOZO独自のパーソナライズスタイリングサービスである「niaulab AI by ZOZO」とプロのスタイリストの知見を掛け合わせ、1人のお客さまに2時間以上貸切で、自分の「似合う」が見つかる体験を無料で提供する。

リアル店舗の開店やパーソナライズスタイリングサービス注力の背景にあるのは、同社の新たな経営戦略だ。2022年5月に創業25周年を迎えたことを機に、「ワクワクできる『似合う』を届ける」を経営戦略に新しく追加。同社はこのリアル店舗で推進する「似合う」のセオリー解明こそが、ビジネスのさらなる成長の鍵だと考えているという。

今後は、似合うラボで得られた知見を「ZOZOTOWN」や「WEAR」といった既存サービスにも活用していきたい考え。一人ひとりに「似合う」スタイリングをレコメンドするなど、サービスの利便性向上につなげていくとしている。

「niaulab by ZOZO」の店内イメージ。