アサヒグループHD、NTTに「IR優良企業大賞」サステナビリティ経営など評価

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日本IR協議会は11月17日、「IR優良企業賞2022」の結果を発表した。最高賞となる「IR優良企業大賞」は、アサヒグループホールディングス、日本電信電話(NTT)の2社が選ばれた。

今回で27回目を迎える同賞は年1回、優れたIR活動を実施する企業を選定している。応募企業数は、前年より約50社増加した344社となった。

アサヒグループホールディングスは長期にわたって高いレベルの IR活動を続けている点、コロナやウクライナ侵攻が業績に与える影響を説明しようとする姿勢が評価された。また、事業説明会で各地域のトップが登壇し、コスト高への対応策や市場動向を見据えた事業戦略をテーマに対話に取り組んだ点など、投資家の声を反映し、市場の理解を得てサステナビリティ経営を進めている点もグランプリ選出の決め手となった。同社は昨年の「IR優良企業賞」を受賞している。

また、NTTについても、「経営トップが IRに関与し、グループ再編を含む成長戦略を明解に説明している」として選出された。経営計画においても、達成に向けた姿勢や実績開示によって信頼性を高め、新たに公表した ESGビジョンに基づくグリーン戦略や、技術力を活かした温室効果ガスの削減なども注目を集めており、高く評価された。

今年は評価軸として「物価上昇や為替変動、ウクライナ情勢などを踏まえた経営戦略の実行」が重要視され、環境変化を踏まえたタイムリーな情報開示が求められた。また、昨年に引き続き「経営層や社外取締役を含めた対話機会を創出した実現可能性を高める取り組み」や「サステナビリティ情報開示の拡充」に重点を置き、企業の選定が行われた。

そのほか、同賞の開催25回目を記念して新設した「“共感!” IR賞」は「ステークホルダーと協働するIR活動」をテーマに、エントリーがあった207社から、20社を選定。採用サービス「オファーボックス」などを提供するi-plugなどが選出された。

入賞企業は以下の通り。

IR優良企業賞
・味の素
・荏原製作所
・テクノプロ・ホールディングス
・日立製作所
・富士電機
・三井化学

IR優良企業特別賞
・アドバンテスト
・村田製作所
・横河電機

IR優良企業奨励賞
・新日本科学
・東京エレクトロン デバイス

“共感!” IR賞(共感賞)
・大和ハウス工業
・NECネッツエスアイ
・不二製油グループ本社
・アスクル
・双日
・ハウス食品グループ本社
・.フロント リテイリング
・i-plug
・ポーラ・オルビスホールディングス
・LIXIL
・テクノプロ・ホールディングス
・セガサミーホールディングス
・ニチダイ
・安川電機
・日本電気
・キヤノンマーケティングジャパン
・T&Dホールディングス
・京浜急行電鉄
・ヤマトホールディングス
・メタウォーター


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