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「海外旅行意識調査」日本がアジア10カ国・地域で行きたい国1位、インバウンドに期待

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インターネットリサーチ事業を展開する GMOリサーチが、日本を含む10カ国・地域を対象に「海外旅行に関する意識調査」を実施。コロナ禍を経て世界各国で経済活動が活発化するなか、高いインバウンド需要を見込める東アジア、ASEAN地域各国の海外旅行への意識を探る。
調査対象は日本・中国・韓国・香港・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・ベトナム・マレーシアの20歳から69歳の男女計3,328名で、期間は10月29日から30日。

注目すべきは、「近い将来もっとも行きたい国」で、日本以外の9カ国・地域すべてにおいて日本が1位になっていること。

「近い将来もっとも行きたい国」に対する回答結果。

「伝統料理を味わいたい」「独自の文化を体験したい」「観光名所が多い」といった理由のほか、治安の安定や出入国制限の解除も影響を与えており、自由記述では「アニメ」や「円安」との回答も。

日本を訪れた際にしたい体験(複数回答可)については、「日本食を楽しむ」「自然・景勝地の観光」「四季を体感」「温泉」「ショッピング」が上位5位に。
また、ASEAN加盟国では「農山漁村体験」「ウィンタースポーツ」との回答も多く、都市だけでなく地方滞在への興味・関心も高まっていると考えられる。

近い将来日本に行く予定がある・行きたいと思っていると回答した人に聞いた「訪日旅行時に体験したいこと」(複数回答可)の回答結果。

日本旅行の訪問時期については、東アジアでは「2023年3月まで」「2023年8月まで」が多い一方、ASEAN加盟国では「未定」「2024年以降」といった回答が上位を占める結果に。
ここから、中国・韓国・香港など日本に近い国・地域の方が、より現実的に日本訪問を検討していると推測できる。

また、急激な円安が進む現在の状況下で日本での消費意欲を聴取したところ、中国・韓国・香港・シンガポール・ベトナムでは半数以上が「消費意欲が高い」(非常に高い・やや高いを合算)と回答。

日本を訪れた際の想定消費予算(渡航費・宿泊費を除く)に関しては、全体で「20万円~30万円未満」がもっとも多く、続いて「10万円~15万円未満」「15万円~20万円未満」との回答が多かった。

一方、中国・シンガポールでは「30万円以上」(30万円~50万円未満、50万円以上を合算)の回答が約半数を占める結果になった。

訪日旅行時の消費予算(渡航費・宿泊費を除く)の回答結果。