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20周年を迎える「タイムズクラブ」のロイヤルティ戦略とは

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時間貸駐車場やカーシェアリングを運営するパーク24は、ポイントプログラムを通じて会員優待など多岐にわたるサービスを用意している。どのような狙いで会員制サービスを運営しているのか。タイムズクラブ推進部部長・伊勢崎氏に話を聞いた。

※本記事は、2022年12月1日発売の『販促会議』2023年1月号 の転載記事です。
 

パーク24
タイムズクラブ推進部部長
伊勢崎栄基氏

 

タイムズポイントの活用で「三方良し」

──「タイムズクラブ」について教えてください。
「タイムズクラブ」は、年会費・入会費無料のドライバー向けの会員制サービスで、2022年10月末現在の会員数は約980万人です。2003年に開始したサービスで、来年3月でリリース20周年になります。当社は時間貸駐車場を運営していますが、駐車場を利用される方の多くは、料金や目的地からの近さで駐車場を選ばれています。そういったものを凌駕して、いかに当社の駐車場を使ってもらえるようにするか。当社ならではのサービスを打ち出すことで他社にない付加価値を創出し、差別化を図ることで、「目的地から遠くてもタイムズの駐車場を使いたい」と思ってもらえるようにできないかと考え、「タイムズクラブ」を始めました。

自社ならではのサービスを打ち出すために始まった「タイムズクラブ」。会員数は約980万人に及ぶ。

──どのような特徴がありますか。
当社グループの各種サービスを利用することでたまる「タイムズポイント」は、時間貸駐車場やカーシェアリングなど、当社グループのサービスの利用料金に充当できるだけでなく、当社と提携している小売店や飲食店などでも使用できます。当社は、商業施設や銀行、飲食店などの駐車場運営も担っていますが、商業施設や百貨店には、タイムズタワー(ポイント交換機)を設置しており、各種サービスの利用でためたポイントを、その施設で利用可能な商品券にその場で交換することができます。このように、当社のサービスを利用することで、駐車場運営先のパートナー企業の売上にも貢献することができる仕組みをつくっています。

あるパートナー企業の独自調査によれば、ポイント交換された500円分の商品券が、店舗に約2000円分の売上として貢献しているとの結果がありました。たまったポイントが商品券と交換されお買い物に使われることで、「タイムズ」とその利用者が嬉しいだけでなく、パートナー企業にもメリットがある、いわゆる「三方良し」をつくり出しています。

顧客がポジティブな行動をしたくなる仕組みづくり

──他にグループサービスでロイヤルティの取り組みはありますか。
「タイムズクラブ」だけでなく、様々なサービスでお客さまにおもしろいと思ってもらえる取り組みを目指しています。例えば、以前私が担当していた際に導入した、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の「TCPプログラム」では、エコドライブや一定量以上の給油によってカーシェアポイントが加算され、ポイントをためると1~4のステージに応じた特典を受けることができます。これは、無人のサービス且つ、不特定多数でシェアするカーシェアをお客さまにより快適に利用いただくために、どのような工夫ができるか考えたことから始まりました。当社に対してポジティブなことをしてくれたお客さまには、こちらからもしっかりと感謝の意を表そう、という発想です。

―本記事の続きは、12月1日発売の『販促会議』2023年1月号で読むことができます。

月刊『販促会議』2023年1月号

 
【巻頭特集】
小売・サービスが実践する
「ロイヤルティプログラム」

 
■OPINION
そのロイヤルティは本物? 見せかけ?
顧客ロイヤルティを捉える3つの視点
小野譲司(青山学院大学)

 
4つの施策を効果的に実行し
行動的ロイヤルティを向上させる
伊藤勇次(KPMG FAS)

 
企業やサービスへの愛着・信頼をどう生み出す?
心理的ロイヤルティの高め方
伴 大二郎(顧客時間)

 
■INTERVIEW
顧客理解を徹底することがロイヤルティ向上に直結
ANA Xが考える、マイレージプログラムとは
ANA X

 
顧客の声を生かし、スピーディにサービスを改善
パーク24グループのロイヤルティ戦略
パーク24

 
会員との密なコミュニケーションで
良質な口コミを生む「こどもちゃれんじ」
ベネッセコーポレーション

 
SNSを駆使したコミュニティ運営で
ファンとつながり続ける編み物店
Sheepl

 
ポイント獲得と環境にいいことをゲーム感覚で実践
「ポイント×SDGs」でサービスを差別化
ロイヤリティ マーケティング

 
■調査レポート
顧客は企業をどう見ている?
業界別顧客満足度調査からみる消費者の評価

 
■TOPICS
広告主とメディアをつなぐ新サービス
「日本のメディア」を
活用したプロモーション

 
インテルの新プロジェクト
生活動線上のメディア活用で認知を拡大
インテル

 
エリアに特化した施策で前年比300%
新規事業を飛躍させたメディア×小売施策
ニチバン

 
ReTaが新たなインフルエンサー施策に挑戦
成功の秘訣は「フォロワー数<熱量&共感性」
MTG

 
【特集2】
インバウンド、店舗DXのトレンドを予測
企業座談会

 
■DISCUSSION
規制緩和で復活に期待
インバウンドへの取り組み最前線
大丸松坂屋百貨店×山芳製菓

 
DXはCX・EXへと続く
店舗DXへの取り組み最前線
東急ストア×ファクトリージャパングループ

 
■TOPICS
博報堂プロダクツ
集客から店頭販促、優良顧客化まで
最適化されたアプローチで買い物体験を向上

 
■シリーズ 販促の基本
海外への販路拡大
はじめての越境EC・海外Webマーケティング
徳田祐希(世界へボカン)

 
■METHOD
(秘)公開 これがプロの企画書だ!
南日本酪農協同「ヨーグルッペトレジャーII」の企画書
湯治健富(電通九州)

 


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