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明治と昭和産業、鉄道コンテナ共同利用で環境負荷低減、効率化へ

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明治と昭和産業は1月25日、物流における環境負荷低減、業務効率化の取り組みについて発表した。昭和産業の物流の一部をトラックによる輸送から鉄道による輸送に切り替えるモーダルシフトを2月より開始する。

明治では2021年から、粉末プロテイン「ザバス」の物流の一部において、倉敷工場から埼玉県にある同社倉庫までのモーダルシフトを実施しており、その復路において、昭和産業の商品を輸送する。本取組みにより、CO2排出量は年間20トン削減できるという。

輸送において活用するのは、オートフロア機能付きのコンテナだ。オートフロアとは、荷台の床を電動でスライドさせるための装置で、荷物を荷室の入り口に積んで床ごと奥にスライドさせれば荷室の奥まで荷物を移動できるので、作業者の業務負担軽減となる。

協業の背景には、物流業界におけるドライバーの不足や環境負荷の低減といった課題がある。両社は、国土交通省などが推進する「ホワイト物流推進運動」に参画している。