荏原製作所のメタバースインターンシップ、多様性推進が背景に

インターンシップの様子(イメージ)

荏原製作所は、2024卒向けのメタバースインターンシップを実施した。同社のバーチャル空間を活用。選考に通過した約50名の学生全員がアバターとなってグループワークを行った。開催したのは2022年12月14、16日および2023年1月13日。

同社では、性別や国籍さらには経験や職種といった違いを認め合い多様な人材が活躍できることが企業・個人の成長に不可欠、という考え方から、目に見える情報に頼らず本質的な観点で物事を判断できるバーチャル空間を活用。2023年9月にメタバースプラットフォームに同社専用のバーチャル空間を構築、10月には新卒採用内定式をメタバース開催していた。

メタバースインターンシップに参加した学生からは、「オンラインミーティングの環境とは異なり、アバターを使用することで参加者同士の距離感が近く、緊張せずにワクワクしながら参加できた」「アバターを使用することで可視的な違いによる先入観が無いため、スムーズに会話ができ意見を言いやすい環境だった」などと感想が寄せられたという。

同社では、採用および採用広報活動においても独自開発したピープルアナリティクスを活かしメタバースを活用していく予定。

グループワークの様子(イメージ)


 

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