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天神に新LEDビジョン マリンワールド海の中道からアザラシが出張

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西日本鉄道が管理する福岡(天神)駅の柱巻き広告媒体「アドピラー」が、大型LEDビジョン「TENJIN TREE VISION(テンジン・ツリー・ビジョン)」として改修された。2月15日の本放映開始に先立ち、水族館「マリンワールド海の中道」のアザラシが登場する特別映像を放映する。期間は2月8日から14日まで。

西鉄福岡(天神)駅北口改札内正面に位置する「TENJIN TREE VISION」は、高さ2.4m、幅5.52mの円柱型LEDビジョン。西鉄グループが運営する「海の中道海洋生態科学館(マリンワールド海の中道)」(福岡市)にある水槽「うみなかCUBE」と同じ形状をしていることから、LEDビジョンを水槽に見立てた映像を制作・放映するに至ったという。

特別映像に登場するのは、同水族館で2021年4月に生まれたゴマフアザラシの「ミズキ」。同社は「長時間の外出や旅行を控える人が多い中、少しでも海洋生物の生態や魅力を伝えたい」と、本企画の背景を説明している。

同館ではオス3頭、メス7頭のゴマフアザラシを飼育。飼育担当者は「電車を利用する方々に、少しでも癒やしを感じてほしい」とコメントしている。

画面サイズはH2400×W5520㎜、LEDビジョン GOB 2.5㎜ピッチで360度訴求できる。放映時間は5:00~23:35で、音声放映はない。