サッポロビールのD2C「ホッピンガレージ」、23年はリアルチャネル拡充に注力

サッポロビールが展開するD2Cブランド「ホッピンガレージ」は2月20日、2023年のブランド方針を発表した。新たな3つの取り組みを掲げ、3億円の売り上げ(22年比1.7倍)を目指す。

左から3人目が「ホッピンガレージ」ブランドマネージャーのサッポロビール 新規事業開拓部 土代裕也氏。

「ホッピンガレージ」は2018年にスタート。2021年からは、さまざまな人の人生のストーリーを元に多様なビールを製造し、自社ECや定期便で販売するD2C事業として展開してきた。21年からこれまでに製造したビールは11種。2022年の売り上げは21年比約2.5倍に増加している。

2023年の新たな取り組みとして挙げたのは、主に3点。リアルチャネルの拡充と、ECサイトの開発強化、そして外部の複数の醸造所との協業だ。

リアルチャネルの拡充においては、商業施設などでのポップアップストアの開催、コワーキングスペース「三茶WORK」(東京・世田谷)でのポップアップバーの開催、キッチンカーでのビールの提供などを予定している。

実際に1月31日から2月14日にかけて「ルミネ新宿/ルミネ1」の限定ストアでチョコミント風味のビール「大人のチョコミント」を販売。「商業施設でビールが売れるのかという懸念もあったが、想像以上の売り上げだった」と、サッポロビール
新規事業開拓室 マネージャー 土代裕也氏は話す。

またECサイトは、新たに日本マイクロソフトとシグマコンサルティングと協業することで、商品数の増加に対応できる基盤システムを構築する。定期便利用の顧客には、要望に沿って配送内容をパーソナライズできる機能を加える。

これらの取り組みによって購入体験の改善を図るとともに、外部の醸造所との協業で、商品面も拡充していく。「ホッピンフレンズ」と銘打ち、「人生ストーリー」を複数の醸造所に共有することで、それぞれの醸造所ならではの解釈を表現したビールの開発してもらう取り組みだ。そうして製造された一つのストーリーを元にした複数のビールを「ホッピンフレンズセット」として販売する。

「ホッピンフレンズ」のキービジュアル。

実際に2月20日から、建築家 岡啓輔氏のストーリーを元にしたセット(6000円、税・送料込み)を発売中。これまでの製造手順同様サッポロビールが主導した「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール」のほか、六甲ビール醸造所(兵庫・神戸)の「TINY HAZY IPA」、ヘリオス酒造(岩手・西和賀)の「RCスタウト」、わくわく手づくりファーム川北(石川・川北) 「バベるビール」をそれぞれ2本ずつ、計8本をセットにしている。

「建築家 岡啓輔セット」。

今後23年中に、岡氏以外にコピーライター 石井つよシ氏(4月)、スマイルズ 代表 遠山正道氏(6月)、『刀剣乱舞ONLINE』ライセンス担当 OK間(おけはざま)氏(8月)、移動図書館「キノ・イグルー」代表 有坂塁氏のストーリーを元にしたビールの展開を予定している。

 

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