バイヤーが動かされた「顧客ニーズ×開発ストーリー」のある提案

北部九州・山口を中心にホームセンターを展開するグッデイ。同社でペット用品のバイヤーを務める岸川幸弘氏は、ペットを飼っている自身の経験を生かし、消費者ニーズを的確に捉えた商品選定に強い思いを持つ一人。そんな岸川氏を動かした提案には、単なる商品説明に留まらない、心に響くある要素があった。

※本記事は4月1日発売の『販促会議』2023年5月号の転載記事です。

グッデイ
商品部ペット商品バイヤー
岸川幸弘氏

自身の体験もヒントに顧客目線で商品を仕入れる

──担当の領域や仕入れの基準を教えてください。
ペット部門のバイヤーとして、仕入れ、売り場づくり、棚割りから、販促の計画立案、イベントの企画など幅広く担当しています。仕入れの一番の基準は「お客さまの目線に立つ」ということです。自分自身がペットを飼っているということもあり、私が欲しいと思えるかどうかや、お客さまが「こういうものがあったらいいな」と思えるかどうか。ペットを飼う上で、飼い主にどのようなニーズがあって、それをどのように満たしてくれるのかを考え抜いて仕入れています。

例えばペットシートの仕入れでは、自分で全商品の吸水量や機能性を試 すなど、その商品の品質や機能を実 際に自分で確認し、体験してから仕 入れています。そうすることで、納 得して商品を買い付けられるだけで なく、店舗の販売員にもよりリアル に価値を伝えられ、接客にも厚みが でるようにしています。ニーズ把握のために、当社では店 長の営業日誌を全社共有し、お客さまからの声をキャッチアップできる ようにしているので、そこで得られる情報を参考にしています。その他、実際に店舗に出向いて、店長や売り 場担当の話を聞くことも実践しています。メーカーからの提案も、そこ で得られた情報などを基に、採用するかどうか判断しています。

提案は機能説明だけでなく開発の思いやストーリーも重視

──メーカーの提案で印象に残っているものはありますか。
「ちゅ~る」などが有名ないなばペットフードさんの提案は、とても記 憶に残っています。同社は社長が猫 好きで、ご自身が多頭飼いされているということもあり、「どうしたら 健康に長生きしてくれるか」という ことを本気で考えられていて、例えば工場には「世界の猫を喜ばす」と いうスローガンを掲げているくらい、熱心な会社です。そんな同社が販売 している「コージーライフ」という 商品は、まさに飼い主のニーズに寄り添っていて、提案にも心を動かされました。

「コージーライフ」店頭展開の様子。

──どのような部分に心を動かされましたか。
この商品の機能は「排せつ物のニオイが軽減される」というものです。ペットの排せつ物のニオイには私も 悩まされており、提案の際にも多くの飼い主がニオイに悩まされている、という客観的なデータを示してもらいました。また、モニターテストで実際に改善効果が出ていることに加え……

……本記事の続きは、『販促会議』2023年5月号で読むことができます。

月刊『販促会議』2023年5月号

 
【巻頭特集】
消費者ニーズを見据えた
メーカーの売り場提案

 
【特集2】
第15回「販促コンペ」課題発表!


 

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ