2月のネットショッピング支出額(名目、2人以上の世帯)は前年比17.1%増の2万143円だった。総務省統計局が4月7日に発表した月次の家計消費状況調査による。新型コロナ関連の各種制限がなくなり、旅行関連の支出が回復したことが大きい。「化粧品」も増加傾向にある。
費目別では、「宿泊料、運賃、パック旅行費」が22年2月の976円から、2769円に大きく増加した。「チケット」が476円から841円に伸長。全体の増加率の上昇に寄与した。
レジャー関係を除くと、「家電」が1142円から1192円に、「婦人用衣類」が971円から1000円に、「化粧品」が767円から774円に、「飲料」が715円から732円に、それぞれ増えた。「食料品」は540円から458円に、「出前」は551円から534円に減少した。
ネットショッピング利用世帯の割合は、昨年2月の51.9%から0.7ポイント下がり、51.2%となった。物価が上昇していることも加味すると、ネットショッピングの総利用回数は支出額相当には増えていないと考えられる。旅行のほか、贈答品などの支出を除外するとトレンドとしては横ばいだ。
日本通信販売協会が発表した23年2月度の通販の売上高は、前年同月比2.8%減の1124億3600万円だった。「化粧品」が158億2100万円で同比8.8%増となった。
一方、「家庭用品」は同比13.6%減の119億8100万円、「文具や化粧品を除く雑貨」が同比12.3%減の112億500万円、「食料品」は全体で同比3.7%減の203億6700万円、「健康食品を除く食料品」が同比7.5%減と72億3800万円と下降している。
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