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給与デジタル払い、副業における意識調査「将来の副業先選定に影響」6割

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デジタルウォレットアプリ事業を行うKyashは、パーソルキャリアが運営する「HiPro」と共に、「副業者」を対象にした賃金のデジタル払いに関する意識調査を実施し、4月24日に結果を発表した。

2023年4月、企業が銀行口座を介さず、スマートフォンの決済アプリや電子マネーを利用して給与を振り込むことができる「賃金のデジタル払い」が解禁。不安・疑問の声も聞かれる中、「副業」での賃金受け取りは、どのように捉えられているのか。

新たな制度に対するこの意識調査は、2023年1月13日~15日に実施され、調査対象者は、決済アプリや電子マネーを日常的に利用している20~40代の副業者300名。

調査によると、「賃金のデジタル払い」解禁を知っている人は56.7%。知っていると回答した副業者のうち、6割以上が副業先での導入に好意的だった。

副業先で「賃金のデジタル払い」が導入された場合の気持ち(n=170)

将来的に「賃金のデジタル払い」制度の導入が「副業先の選定に影響を与えるか」を聞く質問では、制度解禁を知っている副業者の6割以上が、副業先選定の基準になると回答。

「賃金のデジタル払い」導入による副業先選定への影響有無(n=170)

また副業先が「賃金のデジタル払い」を導入した場合、「デジタルで賃金を受け取ってみたいか(興味)」については、制度解禁認知者の65.9%が「思う」と回答。さらに「思う」と回答した人に、希望の収入の受け取り方法を尋ねたところ、59.0%が「賃金のデジタル払い」を取り入れたいと回答。

なお、デジタルシフトしても良い額を「賃金のデジタル払い」を取り入れたいと回答した人に聞く質問では、41.6%が5万円未満だった。

副業先が「賃金のデジタル払い」を導入した場合の希望する賃金の受け取り方(n=112)

「賃金のデジタル払い」で受け取りたい金額帯(n=66)