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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

入学式で「世界一になる」と宣言していた眉村ちあき、ついに米国進出!【前編】

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【前回コラム】頭の中に聞こえてくる登場人物の「声」を文章にしている(宮島未奈)

今週のゲストは、高い歌唱力と楽曲制作能力に加え、自由奔放なキャラクターで大注目の“弾き語りトラックメイカーアイドル”眉村ちあきさん。MCの権八氏から「才能がダダ漏れしてる」と評されたニューアルバム『SAI』(5月7日発売)を、今すぐ体感せよ!

今回の登場人物紹介

※本記事は2023年4月2日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
 

CMの基本は「興味を持って」見てもらうこと

澤本:はい、皆さんこんばんは。CMプランナーの澤本です。

権八:こんばんは。CMプランナーの権八です。

中村:は~い、Web野郎こと中村ヒロキです……。こんばんは! 皆さん、近況いかがでしょうか!?

権八:あははは!急にギアチェンジした(笑)。

中村:そうです、このテンションだと聴いてる方もつまらんと。

権八:近況といえば、澤本さんが手がけた東京ガスのCM「母の推し活」篇! あれは各所で話題ですね。

澤本:たしかに、560万回再生とかになっちゃっていて……。

中村:スゲー!

権八:長いのにね。

澤本:長い。90秒だからね。

権八:そうそう、長いのに、っていうところがミソですよ。

澤本:あれって、最後の5秒ぐらいしか「東京ガスです」って主張しないじゃない? でも、みんなが「東京ガスのCM」って拡散してくれるから、逆に目立ったりしてね。

権八:たしかに。特にネット時代になったことで「冒頭数秒で、どこの何の商品のCMか分からせろ!」っていうのがありますよね。だけど、皆が興味のあることをテーマにすれば見てくれるんだな、っていう。

澤本:「なんか面白そうだな」って興味を持って見てもらう、と。今はそこが抜けていると思うんだよね。毎日、いろんなデジタル広告が僕らを追いかけてくるじゃないですか? 「君は、これが好きでしょ?」って。

権八:はい。

澤本:まあ、たしかに好きなものが多いんだけど……(笑)。でも、送りつけたらそれを全員が見てくれる、という前提は違っているから。だから冒頭からずっと商品や会社のことを言わなくても結果的にそれが話題になってますよ、というものが例として出てくれば、僕らにとってもありがたいですけどね。

権八:いやー、ホントに。まだ見ていない人は見ましょう。
 

眉村ちあきが3回目の登場!

中村:はい。そんなわけで、今回も素敵なゲストにお越しいただいております! この番組、3回目のご登場となる“弾き語りトラックメイカーアイドル”の眉村ちあきさんです!よろしくお願いします!

眉村:お願いしまーす! 眉村ちあきです! 超お久しぶりですね。

権八: そうだよね。

中村:3年ぶり。

眉村:3年ぶりか~!

澤本: その間に偉くなっちゃって、もう。

眉村:いやいやいや!

中村:そうそう、僕知らなかったんだけど。眉村さんは 同じTOKYO FMで夜8時、ゴールデンの時間帯に番組をやっているから、軽く飛び越えられてるんじゃないかって(笑)。

眉村:いやいや!(笑)。番組はちょうど1年経ったところで。 昨年の4月から始めて、1時間の生放送を1人で話す、みたいなことをしてます。

中村:すごい、ひとりで?

眉村:はい。でも最初は「あ……え、い……うぇ~ん!!」みたいに泣いてたんですよ(笑)。

一同:(爆笑)。

澤本:泣いてたの?(笑)

眉村:はい、こんばんは~……!(泣) みたいな感じで(笑)。

一同:あはははは!

眉村:緊張しちゃって泣いてたんですけど。

権八:新しいね、それ!(笑)

眉村:今は「間」とかが怖くなくなってきて、ゆっくりしゃべれるようになってきて。

権八:ああ~! そうか。生放送だからね。

中村:生だったら黙ってたら放送事故になっちゃうから、ってことか。

眉村:そこまでずっと黙っているワケじゃないけど……(笑)。ゆっくりしゃべっても怖くなくなってきたので。

中村:へえ~!

権八:いや、もう僕らを飛び越えて当たり前ですけどね。CMソングで起用されたりだとか、すっかり大メジャーですよ!

眉村:ありがたいです。CMも何回もやらせてもらっていて。5種類ぐらいかな。

権八:ナニー!

眉村:日清食品の「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」のいろんな味のパターンをやらせてもらったし、最近は「カップヌードル 塩分控えめPRO」の方の曲も歌わせてもらって。「こんなに長く歌えて、ありがてぇ~!」って感じです。

澤本:ありがてぇ~(笑)。

権八:ありがてぇよなぁ~(笑)。
 

栗田さん、CMに「名前の表記」をお願いします!

権八:でもさ、日清食品の「カップヌードルPRO」のCMの歌をせっかく歌ってるのに……ねぇ?

眉村:あっはははは!

権八:名前の表記がないじゃないですか、そこに。

中村:あ、そうなんですか? CMの右下とかによくある「♪眉村ちあき」みたいなのが入ってないんだ?

権八:あれ、見る度に探すんだけど、ないのよ。

眉村:あははは!

中村:珍しいですね。

眉村:ないですね。だから声を聴いて「もしかしたら、眉村ちゃんかも!」って言ってもらえることがあって。「そうだよ!」っていう意味で「いいね!」を押してます。

一同:(爆笑)。

眉村:「気付いて!」みたいな(笑)。

権八:たしかに、歌唱のアーティスト名も入れたり入れなかったり色々あるんですけど。入れてほしいなぁ~、ここはひとつ。

眉村:歌っている側からしたら、入れてほしいけど……。

権八:ねえ~! あと、僕らは株主ですからね。

澤本:そうだった!

眉村:そう~! いつもお世話になってます、弊社が(笑)。

中村:僕らは強制的に眉村ちあきさんの株式会社「会社じゃないもん」に出資させられたという。

眉村:あはははは!

権八:一万円だっけ?

眉村:一株、一万円なんですよ。

権八:たしか、澤本さんが「現金がない」とか言って、僕が立て替えて。みたいなことがありましたよね?(笑)

眉村:あはははは!

澤本:あれ、返したよね?

権八:もちろん、もちろん。だからね、株主としてはやっぱり、ちあきちゃんの名前をね。あのCMつくってるの、誰ですか?

澤本:あれは、(電通の)栗田(雅俊)くん。

権八:栗田かぁ~!

澤本:でも、栗田くんは今年の「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」を受賞してましたね。

中村:そうなの!? おめでとうございます!

一同:(拍手)。

澤本:なので、「記念に名前入れて」って言ってみたら?(笑)。

中村:絶対にこれ、栗田さんが聴いてると思うので。

眉村:栗田さん、「眉村ちあき」って、名前入れてください。

一同:(爆笑)。

権八:これはもう、入れなきゃね!(笑)。

眉村:あはははは!

権八:コレはでも、ネタになるしね。いいんじゃない?ウィン・ウィンで。

澤本:むしろ、巨大に入れてほしいね。

眉村:あはははは!

澤本:センター見えないぐらいに(笑)。

権八:歌詞より大きく、「ドン!」と入れると。

眉村:あー! それもアリですね(笑)。

中村:もっと色々聞きたいのですが、まずは毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」をお願いできればと思います! この「すぐおわ」は、広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの秒数20秒に合わせてやってください、というコーナーです。いいですか、準備は?

眉村:大丈夫です。

中村:では、どうぞ!

カーン♫
 

長年の夢……5月についにアメリカ進出

眉村:もう、間が怖くない!…………………。私の今年の目標は! 世界進出! 日本から出た、世界で活躍する名だたるアーティストの中に名前を入れることです! アメリカで、5月にライブする。爪痕残すぞ~!

カンカンカン♫

一同:あはははは!

権八:すごいね~!

澤本:アメリカでライブするんだ?

眉村:そうなんですよ、やっと。3年前にもライブをするチャンスがあったんですけど、コロナが流行ってきた時で。前日になって「やっぱナシで!」となっちゃって。アメリカまで行ったのに。

澤本:あ、行ってたの?

眉村:だから一週間ずっと部屋でマリオカートするという。

澤本:一週間こもって……(笑)。

眉村:はい(笑)。そのリベンジを今年の5月についに出来る、ということで。3年間の成長を見せつけてやろうじゃないかと思っていて。音楽を始めたての頃からずっと「世界しんしゅちゅをする!」って言ってたんですよ。

権八:なんか、ちょいちょい「世界進出」が言えてないよね(笑)。

澤本:あははは!

中村:「しんしゅちゅ」になってるよね(笑)。

眉村:昔ボーカル学校に1年通ったことがあるんですけど。その入学式の目標宣言みたいな時も、みんなが「歌が上手くなりたいです」とか「自分で曲をつくれるようになりたいです」とか言う中、私は「世界一になります!」って宣言して、笑われたりしてたんですよ。

権八:ほう!

眉村:でもこれは、本当にその時からずっと見えていたんです、海外で「フォー!!」って言われるっていうのが。

一同:(笑)。

眉村:もう容易に想像できていて、明確だったので。それをやっと見れる時が来るか、っていう感じで。

澤本:場所はどこでやるんですか?

眉村:カンザスシティです。そこで開催される「Naka-Kon」っていうジャパニーズカルチャーをテーマにしたフェスティバルの音楽ステージで、2日間もライブをさせてもらえることになりました。これはもう、ガッチガチに爪……。

澤本:痕、のこすぞ、と?

眉村:もう、爪落とそうかな、と。

権八:爪落とす? 面白いね、相変わらず(笑)。

眉村:楽しみです。
 

眉村ちあきの“今”が詰まった『春一番』

権八:それは、日本語で歌うんだね?

眉村:日本語でも歌うし、英語で歌える曲も用意しているから「お! 英語で用意してきてくれてんじゃん!」みたいなのを挟みつつ、魅力をアピールしよっかなって。

権八:だから『春一番』に英訳があるのか!

眉村:そうなんですよ! それを意識して、MVに。

権八:本当に?

眉村:そう。私が英訳したんです。

中村:え、そうなの?英語、イケる口なの?

眉村:いやぁ~、ちゃいきん、ちょっとずつ勉強しているだけなんですけど……。

権八:え、ちあきちゃんって、こんなだったっけ!?(笑)。ちゃいきんって……(笑)。

眉村:あははは!

中村:ラジオパーソナリティ、やってるんだよね?(笑)。

眉村:やってます!(笑)。

権八:生放送やってるの、本当に?

眉村:そうですね。

権八:そうですねって……(笑)。でも『春一番』すごいですね、作詞作曲編曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督とその編集、出演、そして英訳まで全部自分でやっているという。

眉村:でも、MVを監督して編集までしたのは初めてで。作詞作曲、編曲をするのはずっと変わってないです。でも、ここ2~3年で誰かと手を組んで編曲してみるとか、「このパートはこの人に頼んでみたい」というのが芽生えて。

権八:うん。

眉村:最初はそれが大きな一歩だったんですよ。今まで編曲まで自分でやっていたのに、それを手放す寂しさがあったけど、最近は「いや、そんなことよりもより良いものをつくった方がよくない?」みたいな気持ちになってきて。気軽に「これは、この人に頼みたいです」と言えるようになったんです。“フッ軽(フットワークが軽く)”になったし、作品への意識もすごい高まったから、それをみんなに聴いてほしいなって思います。

権八:曲によってはソロバージョンとバンドバージョンがあるよね。こういうのも、そんなにやってこなかったでしょ?

眉村:そうですね。今まで自分の編曲だけでやってきたんですが、やっぱり自分でつくるギターのラインやベースのラインよりも、ギタリストに頼んだほうがいろんなパターンを知っているし、ベーシストに頼んだほうがすごいことが起こる可能性がいっぱいあるから。頼みたくなったら気軽に頼むのって、めちゃ自分の選択肢も広がるし、よくない? と思って。

一同:う~ん!

眉村:バンドバージョンもつくりつつ、ひとりで編曲したバージョンもあれば「眉村さんの脳内って、100%凝縮したらこうなるんだ」っていうのもファンに分かってもらえるし。「人と組んだらこうなる」というどちらのパターンも見てほしくて、最近はバンドバージョンとソロバージョンを出すようになってきました。

権八:面白いよねぇ~!

中村:ふつうにすごいこと言ってますけどね。

眉村:あははは!ありがとうございます。
 

「いい感じ」で一丁あがり!

中村:眉村さんって、割と「無」からいきなりジャーン!って作曲して歌をつくれちゃうじゃない? あっという間に。

権八:うん。

中村:で、それを今度はデスクトップみたいなのに持ち込んで、音楽ソフトみたいので編曲をされる、と。

眉村:そうです。今は「Logic Pro」というのを使っているんですけど。それで一個ずつ楽器の音色を選ぶところから始めて。でも、めっちゃ適当というか、感覚で「いい感じ~!」っていう音をピヨン! と選んで、いい感じだと思うフレーズをぷるるるー! っと入れて。もう、楽しくて夢中になっちゃって、気付いたら「できた!」っていう感じです、いつも。

権八:いやぁ~! すごい。

眉村:で、それをプロの楽器の人に頼んだらどうなるんやい!っていう実験というか。

澤本:それって、結構変わるもの?

眉村:全然違いますね。だから「こうやってフレーズを入れたら、こんな雰囲気になるんだ」っていうのを間近で見れて、自分の編曲の幅がすごく広がったと思います。あとは、『36.8℃』という曲をつくった時に、映画『10万分の1』(2020)の挿入歌にしてもらったんです。チューするシーンのロマンチックなバラードをつくったんですよ!

権八:わははは! 今、手と手でチューさせました(笑)。

眉村:その編曲は、美しい星空の下なので、バイオリンとかを入れたいじゃないですか? でもわたし、バイオリンの知識がなさすぎて。なので、ストリングスができるSeiji Hottaさんという方に頼んで、目の前で打ち込んでいく様子を背後からずーっと観察させてもらって。そこで「こんなふうにしたらストリングスって自然にナマっぽく入るんだ!」とか覚えたんですね。だから最近、「ストリングスの使い師」なんですよ。

権八:使い師!(笑)。

眉村:だから、楽器の知識がどんどん増えているなと思います。
 

“9つの俳句”から一曲をつくる!?

権八:そうそう、新しいアルバムもね。

眉村:ありがとうございます。5月7日に『SAI』(トイズファクトリー)というアルバムを出します!

中村:そして5月は、デビュー4周年だと。まだ4年なんですね?

権八:あれ?

澤本:もっと早くから来てもらっている気がするけどね。

中村:デビューして、速攻で来てくれたのかな?

眉村:たぶん、「メジャーデビューでーす!」みたいな感じで来たのかもしれない。

澤本:メジャーデビュー前から来てくれていたから、4年って言うと「あれ、短い!」って思うのかもね。

眉村:たしかに、もっと前からのような気がする……。ありがたいです。

中村:早速、アルバム『SAI』の中から一曲お届けしたいですが、眉村さんから曲紹介をしてもらってもよろしいでしょうか?

眉村:はい、この曲はですね。『お〜いお茶』のペットボトルの後ろに「新俳句大賞」が載っているじゃないですか?

澤本:あー、あるある!

眉村:その「新俳句大賞」を盛り上げるために、俳句を応募してくれた方の中から、私がいくつか選んで歌詞にする、っていう「ミュージッ句プロジェクト」っていう企画があるんですよ。生配信で曲をつくる企画で、部屋にひとり入れられ「できるまで、出れま10!」みたいな状況でつくった曲です。

澤本:じゃあ、俳句が目の前に置かれて、その中から「これとこれ」という感じでサンプリングをして、歌詞をつくって出している、ということ?

眉村:そうです。

澤本:なるほど、なるほど。

眉村:だから、5つぐらい俳句が入っているんですよ。あ、9個でした!(笑)

権八:だから、聴いているとまさに言葉もサンプリングされているような独特の手触り、というか。

眉村:たしかに。私ひとりじゃたぶんできない歌詞になったんじゃないかな、って思います。

権八:面白い歌詞ですよね。

眉村:あとポイントは、エレキギターの音を桜が降ってくるシャワーみたいにしたくて。音づくりも頑張ったので、そこも聴いてほしいです。それではアルバム『SAI』の中からお聴きください。眉村ちあきで『春一番』。
 

歌をつくる時は「気分次第」

♫楽曲終了

中村:素晴らしいじゃないですか!

権八:いやもう、最高ですよ。

中村:元々、しゃべりと歌っている時のギャップが凄いな、と思っていたけど、よりすごくなってるな、と。歌の完成度がちょっとハンパない。

眉村:ヤッター! ありがとうございます!

権八:これ聴いてて、ラブソングのような感じなんだけど、「声しか知らぬ君と会う」って言ってるじゃないですか? あれ、でもその前にポケットの中に手を入れてなかったっけ?みたいな……(笑)。いろんな人が出てきたから、ちょっと混乱しました。でも、さっきの話を聞いて理解した(笑)。

眉村:そうなんですよ、俳句って、そもそもみんな目的が違うというか、書いている人が違うから意味も全然違っていて。それをくっつけるのにめっちゃ苦労したというか、「こういう意味じゃないのに!」と思われたらどうしようって。作者の意図とは違う使い方をするのもアレだよなぁ~、って、文句を言いながら生配信でつくりました。

一同:あははは!

眉村:「これってさ、ムリじゃね?」みたいなことを言いながら(笑)。

中村:そうですよね。「声しか知らぬ君と会う」っていうのも、元ネタの俳句のフレーズがあったということなんですね?

眉村:そうです。

中村:これは、どういうことなんだろう?

眉村:「声しか知らない」っていうけど、「声」がたとえば比喩だとしたら? と考えたり、「春が来る」というのは、季節の春じゃないかもしれない、とか。いろんな捉え方をしました。

権八:そうだね。

眉村:うふふふ。

権八:あとはやっぱりさ、すごくキャッチーなんだけど、オリジナルなんですよね。そこがすごいよね!

眉村:嬉しい~! ありがとうございます。

権八:こういうメロディーの進行って、ふつうじゃないよね?(笑)。ふつうなんですか、これは?

眉村:そうですね、Aメロとかは確かに、「そんな展開あるんだ?」みたいなのをちょっと入れてみて。

権八:ですよね?(笑)

中村:コードで考えるんですか? ほぼ同時、みたいな?

眉村:うーん……。ほぼいつも同時なんですけど、そこは気分次第って感じですね。「ギターがつくりてぇ~!」って思ったら、そうするし。鼻歌から生まれたら、それにコードをつけるし。一気に「ジャカジャーン!」って歌い始めて、出来る時もあるので。

権八:いや、まさに『SAI』の才能がダダ漏れしてて。すごいなぁ~!

眉村:そんな感じです。

中村:澤本・権八の「すぐに終わりますから」。まだまだ話は尽きませんので、来週も引き続きお送りします。

〈END〉